独自の新空冷ソリューションILAS(インテリジェント・ラテラル・エアフロー・システム)を採用するアビー製のPCケース「AS Enclosure S9」が発売された。
左サイドから右サイドへのエアフローを形成することにより、HDDやビデオカードの冷却で熱を帯びた空気をダイレクトに外部へ放出。多くの熱源を抱えるハイエンドマシンを効率的に冷却するILASを採用するアルミ製Micro ATXケース。3月に発売されたミドルタワー「AS Enclosure X7」のMicro ATX版にあたる製品だ。
冷却ファンのオプションはHDDケージをサンドイッチするように両サイドそれぞれに120mm×2、そのほかリアに120×1を装着可能。標準では両サイドに120mmファン×1、リア120mm×1を備えるほか、ビデオカード用クーリングユニット内に120mm×1を搭載する。使用されるファンは、毎度おなじみアビー製のNANO TEK FANで、回転数は約1000rpm。
ベイ数は、5インチ×2、3.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×2で、3.5/2.5インチベイは着脱式だ。拡張スロットは4基備え、各種拡張カードは最長360mmに対応する。サイズは229(W)×399(D)×479(H)mmで、重量は約9.3kg。
価格はソフマップ秋葉原本館とソフマップ秋葉原本店リユース総合館で3万7800円、ツクモパソコン本店で3万7980円となっている。