知る人ぞ知る愛生会病院のウェブサイトが閉鎖されることが明らかになった。このウェブサイト、「検索してはいけないワード」としてネット上の一部では有名となっている。
愛生会病院は埼玉県にある内科、小児科、産婦人科の病院だ。なぜこの病院のウェブサイトが有名かというと、あまりにも斬新なウェブデザインだからだ。病院らしからぬカラー使い、大きくなったり小さくなったりするテキスト。一度見たら忘れることはないだろう。
そんな愛生会病院のサイトが閉鎖されるとわかったのは、院長の息子である宮本“ブータン”知聡氏のツイッタ―から。14日未明に「【続報】『愛生会病院のHPが閉鎖』…残念ながら、…本日、院長が「2ヶ月以内に閉鎖する」という声明を発表しました。。。」とツイートし、1500以上RTされた。15日現在、ウェブサイトはまだ見ることができる。
ちなみに、こういった刺激的なサイトはまだまだたくさんある。いくつかピックアップしたので、ご覧いただきたい。
愛の妖精ぷりんてぃん 公式ホームページ
未女子日女(みめこひめ)という女性プロデュースの、ハート2つの愛の妖精「ぷりんてぃん」をプッシュしたサイト。詳細はサイトをよく見てもわからない。まさにサイトそのものが妖精さんといった感じだ。
ナイトウ薬局
愛生会病院にインスパイアされたかのような作りをしている薬局のサイト。派手な色使い、絶妙なテキストのサイズ感、カーソルがなかなか見ることができない形に変化するなど、遊び心に溢れている。
exonemo
「The Road Movie」や「断末魔ウス」など、数多くの実験的プロジェクトで世界の注目を集める2人組みのアート・ユニット「exonemo」のサイト。見た瞬間に赤と緑の動く縞に圧倒される強烈さを持つ。
愛生会病院のサイト閉鎖を受けて、これらのサイトが「愛生会病院がやられたようだな…」「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」というやり取りをしているかどうかはわからないが、ウェブの伝説がひとつ終わることは確かだ。また、まだまだこのようなサイトはいくつかあると思う。そんなサイトをツイッタ―などでおしえてもらえると幸いだ。