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Crucial「Crucial M500 SSD」

500MB/sの新型SSD「Crucial M500 SSD」が4月中旬発売

2013年04月10日 11時01分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 最大読み込み速度500MB/秒を実現するCrucial製の新型SSD「Crucial M500 SSD」が発売される。フォームファクターは2.5インチ、mSATA、M.2の3種類で、2.5インチとmSATAは4月中旬より出荷開始予定だ。

2.5インチSSDの「Crucial M500」シリーズ。厚さは7mmで、製品には9.5mmブラケットが付属する

 容量ラインナップは120GB、240GB、480GB、960GB(960GBモデルは2.5インチのみ)。2.5インチおよびmSATAの想定売価はそれぞれ1万2600円、2万1000円、3万8850円、6万900円。なお、M.2タイプの価格と出荷時期は未定となっている。

mSATA(写真左)と、M.2(写真右)接続の「Crucial M500 SSD」

 Crucial M500 SSDは、Marvell製のコントローラー「88SS9187」と、Micron製の20nm MLC NANDフラッシュを採用する。最大8万IOPSを実現するMicronのカスタムファームウェアとの組合せにより、シーケンシャルリードの最大転送速度が500MB/秒に達しているのが特徴だ。

Crucial M500 SSD スペック表
容量 120GB 240GB 480GB 960GB
インターフェース SATA 6Gb/s
最大シーケンシャルリード(転送128k) 500MB/s 500MB/s 500MB/s 500MB/s
最大シーケンシャルライト(転送128k) 130MB/s 250MB/s 400MB/s 400MB/s
最大ランダムリード(転送4k) 6万2000IOPS 7万2000IOPS 8万IOPS 8万IOPS
最大ランダムライト(転送4k) 3万5000IOPS 6万IOPS 8万IOPS 8万IOPS
フォームファクター 2.5インチ、mSATA、M.2 2.5インチ
NAND 20nm Micron MLC NAND
平均故障時間(MTTF) 120万時間
保証 3年間の制限付保証
総書込容量(TBW) 72TB(1日当たり40GBの書込を5年間行なった場合に相当)
動作温度 0~70℃
ファームウェア フィールドアップグレードが可能なファームウェア

 そのほか、システムレスポンスを維持しつつバッテリーの駆動時間を伸ばすデバイススリープ(DEVSLP)機能を搭載。この機能により、システムのスリープモード時の電力消費を5ミリワット以下に抑え、従来製品と比較して電力効率が93%改善しているという。

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