最大読み込み速度500MB/秒を実現するCrucial製の新型SSD「Crucial M500 SSD」が発売される。フォームファクターは2.5インチ、mSATA、M.2の3種類で、2.5インチとmSATAは4月中旬より出荷開始予定だ。
容量ラインナップは120GB、240GB、480GB、960GB(960GBモデルは2.5インチのみ)。2.5インチおよびmSATAの想定売価はそれぞれ1万2600円、2万1000円、3万8850円、6万900円。なお、M.2タイプの価格と出荷時期は未定となっている。
Crucial M500 SSDは、Marvell製のコントローラー「88SS9187」と、Micron製の20nm MLC NANDフラッシュを採用する。最大8万IOPSを実現するMicronのカスタムファームウェアとの組合せにより、シーケンシャルリードの最大転送速度が500MB/秒に達しているのが特徴だ。
Crucial M500 SSD スペック表 | ||||
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容量 | 120GB | 240GB | 480GB | 960GB |
インターフェース | SATA 6Gb/s | |||
最大シーケンシャルリード(転送128k) | 500MB/s | 500MB/s | 500MB/s | 500MB/s |
最大シーケンシャルライト(転送128k) | 130MB/s | 250MB/s | 400MB/s | 400MB/s |
最大ランダムリード(転送4k) | 6万2000IOPS | 7万2000IOPS | 8万IOPS | 8万IOPS |
最大ランダムライト(転送4k) | 3万5000IOPS | 6万IOPS | 8万IOPS | 8万IOPS |
フォームファクター | 2.5インチ、mSATA、M.2 | 2.5インチ | ||
NAND | 20nm Micron MLC NAND | |||
平均故障時間(MTTF) | 120万時間 | |||
保証 | 3年間の制限付保証 | |||
総書込容量(TBW) | 72TB(1日当たり40GBの書込を5年間行なった場合に相当) | |||
動作温度 | 0~70℃ | |||
ファームウェア | フィールドアップグレードが可能なファームウェア |
そのほか、システムレスポンスを維持しつつバッテリーの駆動時間を伸ばすデバイススリープ(DEVSLP)機能を搭載。この機能により、システムのスリープモード時の電力消費を5ミリワット以下に抑え、従来製品と比較して電力効率が93%改善しているという。