消費電力6W台のサーバー向けプロセッサー「Atom S1200」シリーズを搭載するSupermicro製のMini-ITX対応マザーボード「X9SBAA-F」が登場。パソコンハウス東映で販売中だ。
System On Chip(SoC)となる「Atom 1200」シリーズは、2つの物理コアを備え、Hyper-Threading機能により最大4スレッドの同時処理に対応するサーバー向けプロセッサー。64ビットへの対応、最大8GBのDDR3に対応したメモリーコントローラー、インテル バーチャライゼーション・テクノロジー(Intel VT)、8レーンのPCI Express 2.0、高い信頼性を確保するECCなどをサポート。そのほかの各種のI/Oインターフェースに対応するチップセット機能も統合されている。
オンボードで搭載するのはTDP 8.5W、クロック2GHzの「Atom S1260」で、マザー本体はファンレス仕様。拡張スロットとしてPCI×1、メモリはDDR3 SO-DIMM×1(DDR3-1333/最大8GB/ECCサポート)するほか、デュアルギガビットイーサネット(Intel/i350AM2)やVGA(Matrox/G200eW)、SATA3.0×4、USB3.0×2などを搭載する。
価格は3万3480円となっている。