かつて“食玩”というジャンルで一世を風靡した玩具付きチョコレート「チョコエッグ」。そのチョコレートに付随していた(というよりメインの)フィギュアを製作していた海洋堂が、新たなカプセルフィギュアシリーズ「カプセルQミュージアム」を、2013年1月20日から販売する。発表と同日に、都内にてカプセルフィギュアのお披露目と製品説明を兼ねた記者発表会が開催された。
森羅万象の面白いモノを詰め込んだ博物館を目指す
第1弾では日本の動物や恐竜フィギュアなど
カプセルQミュージアムのQには、球体のQ、究極のQ、クオリティーのQなどの意味を含めてブランドロゴとして採用されている。これについては海洋堂代表取締役社長の宮脇修一氏が「Qは、今まで市場に登場したカプセルフィギュアは、カプセルのシリーズのマークがあるのはあまり見当たらなかった。カプセルブランドの構築として『カプセルQ』というブランドを前面に押し出していく」とコメント。今後リリースされるカプセルフィギュアには、それらすべてカプセルQという名称が付けていくとのこと。
一大目標としては、累計1億3000万個以上販売した「チョコエッグ」が巻き起こした食玩ブームをもう一度復活させたいという思いもある。そのため、カプセルQミュージアムのシンボルマークの代わりにもなるような「日本の動物」シリーズを第1弾にラインナップさせているという。新たなフィギュアの題材として、日常のありふれたものなどフィギュアとして立体化し、並べると小さな総合博物館になる形を目指しているという。
カプセルQミュージアムは、2013年1月20日の発売後、毎月20日に2シリーズ以上をコンスタントに販売していく予定。次ページでは、1月20日以降にラインナップを予定されている「ペット動物コレクション1」、実際のイカをリアルに再現した「イカストラップ(仮称)」など6シリーズの写真を紹介する。なお、現時点では販売時の製品ではないので、実際の商品とは形状が異なる場合があることをご了承いただきたい。