日本通信は、電話機能がベースとなっているSIMロックフリー端末向けの「スマホ電話SIM」にnanoSIM版を追加発売した。
スマホ電話SIMは、基本プランとして無料通話分付きの音声プラン3種類の中から選択し、そこに2種類のデータ通信をオプションとして組み合わせて利用するもの。音声通話は一般的な回線交換方式を用いており、MNPによる加入も可能。
プランの詳細は本記事で解説しているが、データ通信は3G通信専用(ドコモFOMA網を利用)でLTEには対応していない。日本通信では、SIMロックフリーのiPhone 5でも使えるとしているが、当然Xiでの接続はできない点は注意する必要がある。
なお、スマホ電話SIMはヨドバシカメラ、Amazon.co.jpでも販売しているが、nanoSIM版は同社ウェブサイトからの直販のみとなる。
基本プランは無料通話分と通話料の違いで3プラン
データ通信は200kbps縛りか、2GB定額の2プラン
スマホ電話SIMの契約パターンは上記表のとおり。データ通信のオプションを付けない場合も含めて、9パターンが用意されている。
データ通信の「U200」は月1690円で上下とも200kbps。「2GB定額」は下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsだが、料金月ごとに2GBの制限がある(翌料金月への持ち越しは不可)。また、2GBを使い切った場合も、上下100kbpsで通信が可能。「Turbo Charge」というオプション(100MBあたり525円)を用いると、速度制限の解除が可能。
これとは別に初期手数料3150円、また2ヵ月以内の解約の場合は解約金として5250円が必要となる。