秋葉原の献血ルームといえば、これまではJR秋葉原駅の電気街口改札を出たら北に進むのが常だったが、明日10月1日からは南に新しい献血ルーム“akiba:F”がオープンするため、この流れが変わるかも知れない。akiba:Fの場所は、JR秋葉原駅の電気街改札を出たら左手方向に進み、秋葉原駅南の信号を渡った、ソフマップ中古パソコン秋葉原駅前店が入る朝風2号館ビルの5階だ。
同献血ルームのデザインコンセプトは、“80年代から見た未来”となっており、これまでの病院を連想させる献血ルームとは違った、おしゃれな献血ルームとなっている。
また、休憩ルームや献血ルームのいたるところに展示スペースが用意されており、さまざまな企業とのコラボレーションイベントや展示会を実施していく予定になっているという。第1弾のイベントは、10月1日から2010年1月8日までの期間で、クリプトン・フューチャー・メディア全面協力による「初音ミク 未来へ」を実施。DTMソフトとして空前絶後の大ヒットを記録した「VOCALOID」シリーズ関連商品や書籍、フィギュア、3D動画などを展示する予定だ。
オープン前日に実施された内覧会に参加してきたので、施設の様子をお伝えしていこう。
エレベーターを降りた先は、本当に秋葉原?
エレベーターを降りると秋葉原とは思えないおしゃれスペースが目に飛び込んでくる。ここが、akiba:Fだ。
自動ドアから一歩踏み込むと、そこは休憩ルーム。まずは、左手の総合受付で、献血の手続きを行なおう。総合受付で、手続きを済ませたら問診表への記入などを行なって、献血ルームに案内されるまでの間、休憩ルームで待機。待機している間は、この休憩ルームの書籍を読んだり、展示されている作品を鑑賞できるほか、WiFi接続や電源設備を完備しているので、持ち込んだWiFi接続機器を使ってネット接続も可能だ(WiFi接続を使った無線接続は、休憩ルームのみ)。
ゴミ捨てが楽しくなるゴミ箱!
3D投影で表示される初音ミク!
続いて採血室へと足を踏み入れていこう!
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