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アイ・オー・データ、Windows Media Center専用TVキャプチャー機器&リモコンを発表

2006年12月28日 15時35分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は27日、Windows Media Center専用のTVキャプチャー機器とリモコンを発表した。ラインアップはPCIバス用のTVキャプチャーカード『GV-MC/RX3』、USB 2.0接続のTVキャプチャーボックス『GV-MC/TZ』、リモコンの『GV-MC/RCkit』の3製品で2007年1月下旬に出荷を予定している。価格は『GV-MC/RX3』が1万2500円(税別)、『GV-MC/TZ』が1万4600円(税別)、『GV-MC/RCkit』が4230円(税別)。

『GV-MC/RX3』 『GV-MC/TZ』 『GV-MC/RCkit』
『GV-MC/RX3』『GV-MC/TZ』『GV-MC/RCkit』

『Windows Media Center』はWindows Vista Home Premium/Ultimateに搭載されるマルチメディア統合アプリケーション。動画/音楽/写真などの管理や再生に加え、対応TVチューナーを用意すればTV機能を利用できるほか、リモコン操作にも対応している。

今回発表した“GV-MCシリーズ”はマイクロソフトでの動作が認定されている“Windows Vista Premium ロゴ”を取得し、64bit版のWindows Vistaにも対応しているのが特徴。『GV-MC/RX3』と『GV-MC/TZ』はWindows Media Center専用のTVキャプチャー機器。Windows Vista搭載パソコンに装着あるいは接続すればWindows Media Centerを利用したテレビ視聴、録画、番組ガイド(EPG)での予約録画を行なえる。『GV-MC/RCkit』は専用リモコンキットで、併用することでテレビ操作以外にも動画や音楽などさまざまなコンテンツの操作が行なえる。

『GV-MC/RX3』は、地上波アナログ用のTVチューナー1基と、日本電気(株)製の『μPD61153B』チップを採用したハードウェアMPEG-2エンコーダーを搭載するほか、高画質化機能として3D Y/C分離、3Dノイズリダクション、ゴーストリデューサー、フレームシンクロナイザー(TBC:タイムベースコレクター)、10bit対応のA/Dコンバーターなどを搭載している。映像解像度は720×480(Full D1)/352×480(Half D1)/352×240(SIFC)画素、映像ビットレートは1.2M~15Mbps(VBR/CBR共通)。最大2台の同時利用ができ、2番組録画が行なえる。

受信チャンネルはVHF/UHF/CATVに対応し、映像方式はNTSC、音声はステレオ/音声多重に対応している。ビデオ入力はコンポジットビデオ(RCA)、Sビデオ(ミニDIN)を備え、外部オーディオも用意されている。本体サイズは幅140×奥行き16×高さ106.68mm、重量は約143g、対応OSはWindows Vista Home Premium/Ultimate(32bit版/64bit版)、対応機種はCeleron-2.4GHz以上またはAthlon XP-2.4GHz以上、メモリー512MB以上(1GB以上推奨)、VRAM64MB以上(128MB以上推奨)、PCIバス(Rev2.2以降)を搭載したPC/AT互換機。

『GV-MC/TZ』は『GV-MC/RX3』とほとんど仕様が同じだが、ゴーストリデューサー機能が搭載されていない。本体サイズは幅26×奥行き114×高さ79mm。重量は約175g(スタンド含まず)。対応OSはWindows Vista Home Premium/Ultimate(32bit版/64bit版)、対応機種はCeleron-2.4GHz以上またはAthlon XP-2.4GHz以上、メモリー512MB以上(1GB以上推奨)、VRAM64MB以上(128MB以上推奨)、USB 2.0ポートを搭載したPC/AT互換機。

『GV-MC/RCkit』はリモコン本体とUSB接続の赤外線リモコン受光ユニットのセット。リモコン本体のサイズは幅50×奥行き25.2×高さ210mm、重量約110g(電池含まず)。単三電池2本で動作し、約3m離れたところから操作が行なえる。

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