東北パイオニア(株)は26日、ノイズキャンセリングヘッドホンでは業界初という米SRS Labs社のサラウンド技術“SRS Headphone”を搭載した密閉型ダイナミックヘッドホン『SE-MJ7NS』を12月中旬に発売すると発表した。価格は8800円。
『SE-MJ7NS』 |
『SE-MJ7NS』は、外部からの騒音をハウジング外部にあるマイクで拾い、逆位相の音により騒音を低減する“アクティブノイズキャンセル機能”に加え、ハウジング内部で別のマイクで補正をかける“フィードフォワード方式”により騒音を最大1/5(雑音抑圧量300Hzで15dB以上)に低減するとともに、サラウンド機能を搭載したのが特徴。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。出力音圧レベルは121dB(電源ON時)、115dB(電源OFF時)。インピーダンスは24Ω(電源ON時)、52Ω(電源OFF時)。最大入力は100mW(電源ON時)。
ハウジング部にモードの切り替えスイッチとボリュームコントロールを搭載し、“ノイズキャンセルモード”、“ノイズキャンセル+サラウンドモード”を切り替えられる。電源をOFFにすれば通常のヘッドホンとしても利用できる。高磁力希土類マグネットを採用した40mm径のドライバーユニットを搭載し、ヘッドバンド部とイヤーパッド部にはレザーパッドを採用している。電源は単4形乾電池×2本で、アルカリ乾電池で約20時間の利用が可能。本体は折り畳み可能で、ケーブル着脱式で長さは1.5m。収納ポーチ、航空機用プラグアダプター(デュアルプラグタイプ)が付属する。重量は140g(電池/コード含まず)。
折り畳み時 | ケーブル着脱式 | 航空機用プラグアダプター | 切り替えスイッチ |