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イーバンク銀行、VISAデビット機能付きキャッシュカードを来年度にも提供

2006年08月02日 20時03分更新

文● 編集部

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イーバンク銀行(株)は2日、ICチップを搭載した“VISAデビット”機能付きのキャッシュカード“イーバンクマネーカード(仮称)”を2007年度の早い時期に発行すると発表した。インターネット専業銀行として国内で初めての発行を目指すとしている。

“イーバンクマネーカード(仮称)”は、世界2700万店以上のVISA加盟店で24時間いつでもVISAデビット機能を利用した支払いが可能になるとともに、世界165ヵ国の100万台近い数の提携ATMから通常のクレジットカードより安い手数料で現地通貨を引き出せるようになるのが特徴。VISAデビット利用代金は普通預金残高の範囲内でイーバンク口座からすぐに引き落とされるため、即時決済を好む利用者向けとなっており、クレジットカードより審査基準が緩和されるため、未成年者のイーバンク口座保有者なども利用できるようになるとしている。

同社は、実店舗でも利用できるリアル決済チャネルを構築するため、ビザ・インターナショナル(Visa)と提携し、2月にはカード発行と加盟店業務などが行なえる“VISAプリンシパルメンバー”のライセンスを取得している。“イーバンクマネーカード(仮称)”では、カードの発行や顧客管理をユーシーカード(株)が受託し、カード決済ネットワークには(株)エヌ・ティ・ティ・データの“CAFIS”を利用する。カードには、一般的なクラシックカードのほか、ゴールドカードの発行やポイント精度の導入なども検討しているという。

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