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日本クアンタム、ディスクカートリッジ採用のバックアップシステム“GoVault”の国内販売を開始

2006年07月04日 19時09分更新

文● 編集部

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日本クアンタム ストレージ(株)は4日、中小企業やリモートオフィス、SOHO向けのリムーバブルストレージソリューション“GoVault”の正式販売を国内で開始したと発表した。これは米クアンタム(Quantum)社が北米を中心に3月から販売している製品で、リムーバブルディスクカートリッジ(40G/80G/120GB)とパソコン本体内蔵タイプのインテリジェントドックのパッケージとして販売される。

“GoVault”“GoVault”

“GoVault”は、高さ1mからコンクリートの床面に落としても耐えられる構造を持つディスクカートリッジ“GoVaultカートリッジ”と、読み書き動作が停止しないとカートリッジを取り外せない“SafeEject機能”を搭載したインテリジェントドック“GoVaultドック”、バックアップソフト『Yosemiteバックアップ・ソフトウェア』で構成される。

GoVaultカートリッジのサイズは幅85.7×奥行き111.9×高さ24.5mm、重量は102gで、容量は40G/80G/120GB。ディスクの回転数は毎分5400回転で平均シーク時間は、読み出しが12.5ms、書き込みが14.5ms。GoVaultドックは、5.25インチ/3.5インチベイ対応(レールキット取り付け済み)で、ベゼル色は黒/ベージュ。インターフェースはシリアルATA IIを採用している。本体サイズは幅101.6×奥行き167×高さ41.3mm、重量は500g。

バックアップには一般的なバックアップソフトを利用でき、バックアップソフト経由のほかか、ドラッグ&ドロップによるデータ転送も可能。標準転送速度は毎秒26MB、最大で毎秒34MB。1時間で約94GBの転送が行なえる。対応OSは、Windows XP/XP x64 Edition/2000、Windows Server 2003。

販売は(株)シネックスなどの代理店経由で行なう。なお、外付けタイプは来年の初頭に販売開始の予定。

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