ソニーマーケティング(株)は10日、“FM/AMラジオ”“携帯電話の充電”“2種類のLEDライト”の機能を持つ手回し充電ラジオ『ICF-B01』を6月10日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は6000円前後。
『ICF-B01』 | “ホワイト”モデル |
手回し充電は、本体前面のハンドルを左または右に回すことで充電できる機能で、1分間(120回転)の手回し充電により、ラジオなら約60分間(AM)/約40分間(FM)受信でき、LEDライトなら約15分間の点灯が可能。携帯電話機なら約90分間の待ち受け/約3分間の通話が行なえる。
ラジオ機能は、FMが76M~108MHz(TV1~3ch)、AMが530k~1605kHzの受信が可能。出力端子はイヤホン端子(3.5mm径ミニジャック)と携帯充電端子を装備する。電源はDC3Vで、ニッケル水素充電池を内蔵。市販の単4形乾電池×2本も利用できる。スピーカーは36mm径の丸型を内蔵し、実用最大出力は充電池の場合が60mW、単4形乾電池の場合が90mW(ともにJEITA測定法)。単4形アルカリ乾電池を利用すると約50時間(AM)/約40時間(FM)の受信が可能。携帯電話機の充電は、付属の3種類の充電プラグアダプター(NTTドコモ/au/ボーダフォン/ツーカー対応)を利用して行なう。同社のウェブサイトに対応機種の最新情報を随時掲載するという。LEDライトは、指向性を持つスポットライトと、拡散した光で周囲を照らすソフトライトの2種類を搭載しており、DC-DCコンバーターや電源安定化回路により明るさを安定させたとしている。
カラーバリエーション。左からオレンジ、ホワイト、シルバー |
本体は雨などに強い防滴設計が採用されており(JIS防滴II型)、本体サイズは幅130×奥行き52×高さ77mm、重量は約285g。本体カラーの異なる“ホワイト”“オレンジ”“シルバー”の3モデルをラインアップする。製品には、緊急時などに役立つホイッスル(笛)や、専用キャリングポーチが付属する。