ベンキュー ジャパン(株)は24日、独自の“AMA(Advanced Motion Accelerator)”テクノロジーを搭載し、中間階調域(Gray to Gray)の応答速度が世界最速という2ミリ秒の19インチSXGA液晶ディスプレー『FP93GX』を1月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。
『FP93GX』 |
本体側面 |
『FP93GX』は、中間階調域の応答速度を2ミリ秒(通常の立ち上がり+立ち下がりを6ミリ秒)に高速化したほか、コントラスト比を700:1に高めたのが特徴。輝度は300cd/m2で、視野角は上下/左右160度。解像度は1280×1024画素で、約1620万色表示に対応する。インターフェースは、アナログRGB入力(ミニD-Sub15ピン)とデジタルRGB(DVI-D)を装備し、2台のパソコンを接続して共有することも可能。水平同期周波数は31k~81kHz、垂直同期周波数は60~76Hz。画質自動調整機能“iKey”を搭載しており、sRGBもサポートしている。
本体サイズは幅410×奥行き168.2×高さ404.2mm、重量は5kg。デュアルディスプレーとして利用しやすいように、幅13mmの狭額ベゼルが採用されている。チルトは上20度/下5度で、VESAマウント(100mm)にも対応。盗難防止用スロット(Kensington)も用意されている。電源はAC100~240Vに対応し、消費電力は最大40W(待機時1W)。