2006年 沖電気社長 篠塚勝正 社員向け年頭挨拶(抜粋)
新年明けましておめでとうございます。
2006年の年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
取締役社長 篠塚勝正氏 |
2005年は4月より「情報通信事業グループ」、「半導体事業グループ」、「プリンタ事業グループ」の3事業を柱とする事業グループ制による経営を開始しました。なかでも、従来は分散していた情報通信事業グループを他社に先駆けひとつの組織にまとめ、情報通信融合を着実に進める体制を整えました。これまで推進してきたお客様中心・マーケット中心の事業運営をさらに強化し、沖電気が得意な市場に情報通信融合ソリューションを提供できる体制に変わったという点で、2005年は沖電気の方向性を大きく変えた年であったといえます。
市場環境は従来の予測を超えて極めて激しく変化しています。それは2006年以降も続くと予想されます。その変化を冷静に認識し、的確に行動することが必要になります。時には過去に捉われない大胆な判断も求められると思います。
2006年は「強い商品」をタイムリーに提供することにより、市場変化に柔軟にスピーディに対応していきたいと思います。沖電気グループ社員一人ひとりに課せられているミッションを再確認し、「今、何をすべきか」を改めて良く考えて下さい。あくまでも収益追求にこだわり、スピード感を持って積極果敢に行動していただきたいと思います。
また、2006年は創立125周年の節目の年にあたります。私は今年を優良成長企業としての確固たる基礎を築く年にしたいと思います。企業理念の「進取の精神」を常に行動の原点として、社員の皆さんには「ネットワークソリューションの沖電気」の実現を目指してチャレンジしていただきたいと思います。
そして、「世界のOKI」に向けて、新たなステップを踏み出したいと思います。
最後になりましたが、社員の皆様一人ひとりが、ご家族の皆様とともに、ご健康とご多幸であられることを心から祈念いたしまして、私の年頭の挨拶とさせていただきます。
(用字用語は原文のまま)