WIDEプロジェクトと(株)日本レジストリサービス(JPRS)は20日、Mルートサーバー“M-Root DNSサーバ”の共同運用を開始すると発表した。WIDEプロジェクトは、インターネット関連技術の実践的な研究開発を行なう研究コンソーシアム。JPRSは、JPドメイン名の登録管理とJP DNSの運用を行なっている会社である。
ルートサーバーは、インターネットの根幹を支える“DNS(Domain Name System)”の頂点として非常に重要な存在。現在、世界に“A”から“M”まで13の名前があり、(“I”と“J”を除き)それぞれが異なる組織によって運用され、負荷分散などが図られている。今回の共同運用によって、Mルートサーバーのさらなる安定と発展が実現するとしている。