(株)PFUは31日、オフィスの紙文書や電子データをパソコンで管理/閲覧できるドキュメントファイリングソフト『楽2ライブラリ パーソナルV3.0』の販売を9月15日に開始すると発表した。価格はオープン。直販サイト“PFUダイレクト”では2万5200円で販売する。10ユーザーパックも用意しており、直販価格は20万1600円。従来製品(V1.0/V2.0)のユーザー向けのバージョンアップサービスも提供する。料金は7140円。
『楽2ライブラリ(らくらくライブラリ) パーソナル V3.0』は、実際の書棚やバインダーのイメージを利用して、紙文書のバインダーへの登録や、文書閲覧時の“パラパラめくり”、付箋紙への書き込み、マーキングなどの操作を、紙と同じ感覚で行なえる“楽2ライブラリ パーソナル”の機能強化版。同社製の両面カラースキャナー“ScanSnap”を利用すれば、ボタンのワンプッシュでPDFとして取り込み、デジタルバインダー“電子バインダ”にファイリングでき、TWAIN対応スキャナーを利用した読み取りも可能。
V3.0では、新機能として、名刺専用の電子バインダを追加し、スキャンした名刺を1冊の電子バインダに8000枚までファイリングできるようにしたほか、ファイリングできる文書を従来の2倍となる1冊あたり最大1000ページに増やしたのが特徴。これにより最大で252万ページぶんの紙文書や電子データを管理できるようになった。また、電子バインダの任意の個所にURLリンクを設定したり、付箋紙情報/インデックス/キーワードなどを対象にページ検索を行なったりすることも可能となっている。
対応OSはWindows XP/2000 Professional。対応機種はPentium II-450MHz以上、メモリー256MB以上を搭載したPC/AT互換機。