トランスデジタル(株)は5日、米Skybox Security社が開発したITセキュリティーリスクマネージメントソフト『Skybox View 2.0』の販売を8日に開始すると発表した。
4ステップサイクルの“Exposure Risk Management” |
『Skybox View 2.0』は、ファイアーウォール/ルーター/ネットワーク脆弱性スキャナーなどから構成データや脆弱性情報を収集する『Skybox View Collector』、攻撃シミュレーションエンジン(ASE)を搭載したサーバー『Skybox View Server』、セキュリティーリスク分析やレポート出力を行なうJava系クライアント『Skybox View Manager』の3種類のソフトで構成され、Integrated Security Modelの構築(STEP1)、攻撃シミュレーション(STEP2)、ビジネスリスク算出(STEP3)、リスク改善計画(STEP4)の4ステップサイクルによる“Exposure Risk Management(ERM)”を採用しているのが特徴。これにより、企業内のセキュリティーの最新の状態、ネットワークの変更/追加によるセキュリティーへの影響、新しい脆弱性や脅威による影響を短いサイクルで包括的に把握できるようになるとしている。
対応OSは、Windows Server 2003、Windows XP Professional SP1以上/2000 Server(SP3以上)、Red Hat Linux 8/9、Red Hat Enterprise Linux。対応データベースはMySQL(ビルトイン)またはJDBC対応のデータベース。対応サーバーの最小構成はPentium 4-2.0GHz、1GBのメモリー、20GBのHDD。
価格は見積もりとなり、“Auditor Edition”のライセンス(10プロジェクト)が2700万円(税別)から、“Standard Edition”が100サーバーノードの1845万円(税別)、“Managed Service”が1年契約で999万3750円。3ヵ月が1プロジェクトとなり、10プロジェクトが最低購入単位。