楽天(株)は23日、オンラインショッピングモール“楽天市場”に出店している(株)センターロードのオンラインショップ“AMC”における取引で個人情報が流出したと発表した。件数が確認できたのは123件で、個人情報には住所/氏名/電話番号/クレジットカード番号/生年月日が含まれているという。
これは22日に大手マスコミから「楽天市場の店舗での取引に係る個人情報が流出しているという情報があるが、真実か」との問い合わせから分かったもの。同店舗のこれまでの受注件数は約9万4000件で、そのうちクレジットカード利用件数は約2万1000件。現時点では流出したクレジットカード番号を利用した不正取引については確認されていないという。
センターロードは、楽天市場の“AMC”は2002年に輸入雑貨の店舗を開設。(株)ディー・エヌ・エーのショッピングモール“ビッダーズ”にも店舗を開設しているが、現在ともに改装中となっており、過去に掲載されていた楽天の出店者向けコンテンツ“店長インタビュー”(第28回)にもアクセスできなくなっている。なお、(株)エンターテックのEコマースサービス“ワイズカート”を利用しオンラインショップ“AMCセレクトショッピング”のみが開設されている。
