本田技研工業(株)は24日、目的地までの移動に影響する交通状況や気象状況の変化を配信することで、ドライバーにとって安心で効率のよい最短時間ルートを提供する“ルート状況タイムリー配信”を採用した新型Hondaインターナビシステムを発表した。
10分ごとに情報センターに接続し状況変化を確認 | ルート上に状況変化がある場合のみ必要な情報を取得 | ナビが必要に応じた迂回ルートを算出 |
“ルート状況タイムリー配信”は、目的地までのルート周辺の事故や規制による渋滞などの交通状況や、豪雨/豪雪、津波など運転に影響を及ぼすような気象状況の変化を同社のインターナビ情報センターで監視し、ナビゲーションシステムが10分ごとに自動的に通信を行ない、ルート上の状況変化を確認し、変化がある場合だけ情報をダウンロードすることで、最新の交通状況に沿ったルートと気象状況を提供するもの。ダウンロードする情報が少なくなるため通信コストも低減できるという。
また、Bluetooth対応携帯電話機とインターナビシステムを無線で接続することで、ワイヤレスで双方向情報ネットワークサービス“インターナビ・プレミアムクラブ”の情報サービスとハンズフリー通話機能が利用できるという。これにより、携帯電話機をカバンの中などに入れたままでも通信できるため、ケーブルの接続などの手間が省けるほか、社内に携帯電話機を置き忘れるといった心配も少なくなるとしている。