エヌ・ティ・ティ レゾナント(株)は4日、インターネット総合ポータルサイト“goo”をリニューアルし、国内検索ポータルサイトで初めてトップページをCSS対応にするとともに、ビジネス向けの検索機能を強化したと発表した。
CSSに対応したことで、表示が高速になったほか、音声読み取りブラウザーで聞き取りやすくなるなど、アクセシビリティーに配慮したとしており、高齢者などにも利用しやすくなっているという。CSSに対応していないウェブブラウザーからアクセスした場合は、従来と同じトップページが表示されるようになっているという。
ビジネス向けの検索機能の強化では、情報表示対象企業を従来の約5700社から約1万社に増やすと同時に、“企業概要(日経gooへのリンク)”“株価”“決算書(有料)”“関連リンク集”に加え、検索対象の企業の公式サイト内の“企業概要”“IR/財務情報”ページへのリンクを追加。約1000社については“主要サービス”紹介ページや“主要グループ企業”などへのリンク、同業他社へのリンクなども追加したという。キーワードの表記ゆれについては、従来同様、英語表記/略称/カタカナ入力でも同一の結果を表示するとしている。
さらに“NIKKEI NET”の2744件(3月31日現在)と、“News2u.net”の250件(3月31日現在)が提供する過去1ヵ月間の対象企業のプレスリリースを最新順に表示したり、21社が提供するニュース(約2万件/月)からキーワードにマッチした記事を掲載時刻表示付きで最新順に表示するという。