ロジテック(株)は2日、FMトランスミッターを内蔵し、SDメモリーカード用スロットを8スロット搭載したMP3チェンジャー『LAT-SD100MP3』を2月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は1万2000円前後。
『LAT-SD100MP3』 |
『LAT-SD100MP3』は、より快適なデジタルライフを提案するという“Dialive”シリーズの新製品。本体のSDメモリーカード/MMC用スロットに、MP3形式の音楽ファイルを保存したSDメモリーカード(最大8枚、アダプターでminiSDも利用可能)を装着し、チェンジャーとして音楽を再生したり、外部入力に接続したデジタルオーディオプレーヤー『iPod』やMDプレーヤーなどのポータブルオーディオ機器の楽曲を再生したりできるのが特徴。MP3ファイルは64k~320kbpsに対応し、最大99曲を操作できる。
出力はFMトランスミッター(送信機)を利用し、FMラジオやFMカーステレオなどで聴くことができる。送信周波数は7つの周波数(87.7M/87.9M/88.1M/88.3M/88.5M/88.7M/88.9MHz)を切り替え可能。電波の到達距離は5m。本体には“MP3 ID3タグ Ver1.1”の表示に対応した液晶パネル(日本語未対応)を搭載し、操作はバックライト付きのボタンで行なう(外部入力時は外部機器側で操作)。再生機能は、早送り/1曲リピート/全曲リピート再生などに対応しており、電源を切った時点で再生していた曲の先頭から再生を開始するレジューム機能も搭載。イコライザー機能(CLASSIC/JAZZ/ROCK/CLUB/POP/SOFT)も用意されている。
電源は、付属のシガーソケット電源ケーブル(12V車専用)やACアダプターを利用する。消費電力は最大1.8W。本体サイズは幅133×奥行き51×高さ51.1mm、重量は185g。FMトランスミッターのサイズは幅49×奥行き20×高さ36.5mm、重量は17g。本体/FMトランスミッターともカラーはブラック。製品パッケージには、オーディオケーブル(長さ70cm)、マジックテープ付き両面接着シールが付属する。
ちなみに、“Dialive(ディアライブ)”は、“生活を活気に満ちたものにするデジタル機器”を意味する「Digital Alive」からの造語という。