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エレコム、ロジテックの買収で基本合意――総合力の強化で

2004年11月02日 23時51分更新

文● 編集部

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エレコム(株)は2日、周辺機器メーカーのロジテック(株)を株式譲渡により買収することで基本合意に達したと発表した。同日付けで基本合意書に調印したという。ロジテックの筆頭株主である丸紅インフォテック(株)と主要株主である丸紅(株)からの譲渡となる。

今回の買収は、パソコン周辺機器関連において、メモリーやストレージなどの事業がブランド力の強化に重要と考えるエレコムが、ストレージ分野で業界3位のシェアを持ち、ブランド力と技術力に定評のあるロジテックを買収することで、総合力を強化するのが目的。エレコムが海外生産/海外調達を主とするファブレス企業であるのに対し、ロジテックは国内工場での開発/生産を主としていることから、互いに事業を補完でき、活性化が期待できるとしている。

エレコムの資本金は1億3490万円で、従業員数は283名(3月末の時点)。本社は大阪府大阪市中央区伏見町4丁目1番1号。2003年度の売上高は275億円。ロジテックの資本金は4億411万2500円で、従業員数は140名(4月1日時点)。本社は東京都千代田区九段南2-3-14に置き、長野県伊那市などに工場を持つ。2003年度の売上高は132億6300万円。

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