Bluetoothや3Dゲーム対応などの多機能モデル『W21T』
W21T(ブリーズグリーン) |
東芝からは、既存モデルの『A5504T』(CDMA 1X対応)のBluetooth機能とテレビ出力機能を受け継いだW21Tが登場する。
Bluetoothのバージョンは1.1で、対応するプロファイルは、Object Push、Basic Imaging、Serial Port、Dial Up Networking、Handsfree。A5504Tは内蔵カメラで撮影した写真(JPEG)やアドレス帳/スケジュール(v Card)のデータの送信に対応していたが、W21Tは受信にも対応した。Bluetooth対応のプリンターとワイヤレスで接続してW21Tで撮影した画像を印刷できるほか、Bluetooth対応のヘッドセットやハンズフリー装置を介して通話したり、Bluetooth対応のパソコン/PDAや携帯電話とワイヤレスでデータを交換したりできる。
サブディスプレー側 | 左側面にminiSDカードスロットを搭載 |
東芝の携帯電話向けグラフィックスアクセラレーター“T4G”を搭載し、3Dゲーム(EZアプリ/BREW)の再生に対応する。3Dゲームはレーシングゲーム『セガラリー 1st Stage』をプレインストールし、方向キーに付属のコントローラー『ゲームポインタ』を取り付けることで、上下左右の操作がしやすくなる。付属のTV出力ケーブルでテレビに接続すれば、テレビの画面にゲームを映し出せる。そのほか、付属のオーサリングツール『Ulead Video ToolBox』(Windows 2000/XP対応)を使用してminiSDカードに書き込んだテレビ番組などを、W21Tで再生することも可能。
ゲームポインタは、方向キーに吸い付くようにはめ込まれ、装着できる | ゲームポインタを使用してゲームをしているところ |
メインディスプレーに2.4インチのQVGAの液晶パネル(240×320ドット)、サブディスプレーに1.1インチの液晶パネル(112×112ドット)を採用する。カメラは有効130万画素のCMOSカメラ。データフォルダー容量は約23MBまたは1000件で、外部メモリーはminiSDカードを使用する。付属する16MBのminiSDカードには11万6000語を収録した電子辞書『辞スパ』が収録されている。
連続通話時間は約240分で、連続待受時間は約300時間。本体のサイズは幅約50×奥行き約26×高さ約99mmで、重さは約126g。ボディカラーは“ブリーズグリーン”“ライトニングシルバー”“サンライズイエロー”の3色。
FMラジオの再生機能とテレビのEPG機能を持つ『W22SA』
W22SAは、FMラジオチューナーを搭載する。FMラジオで放送中の楽曲情報を確認し、その曲の着うたやEZ「着うたフル」をダウンロードできる。
W22SA(ピグメントブルー) |
プレインストールされたアプリケーションの『アプリリモコンEZ』を使ってテレビ番組表を確認して、その放送時間/チンャネル情報をもとに、赤外線通信機能を通じてビデオデッキやDVDレコーダーに録画の予約を設定できる。対応するビデオデッキなどの機種は、アプリケーションのバージョンアップによって増やすことも可能だという。
そのほか、メール本文やメモ帳などの音声読み上げ機能、カメラを使って英単語にピントを合わせると日本語に翻訳するOCR英語辞書機能を搭載した。
搭載するカメラは有効133万画素のオートフォーカス機能を持つCMOSタイプ。従来機種の『W21SA』と違い2軸回転機能の液晶ではないため、ディスプレーは内外側に2つ。メインディスプレーは約2.2インチの液晶パネル(240×320ドット)で、サブディスプレーは約1.5インチの液晶パネル(120×160ドット)となる。サブディスプレーでも各種操作が可能なように、サブディスプレーの下には操作ボタンが並んでいる。
メモリーカードスロットを持たないかわりにデータフォルダー容量は約40MB(または1024件)の大容量となっている。連続通話時間は約230分、連続待受時間は約260時間となっている。本体のサイズは幅約48×奥行き約25×高さ約99mmで、重さは約114g。カラーは“ピグメントブルー”“パフィーホワイト”“ポップイエロー”の3色。
左側面 | 右側面。イヤホンマイク端子がある | |
メモリーカードスロットは非搭載 |
ステレオスピーカーは底面に装備 | 閉じた状態のために操作ボタンをサブ液晶ディスプレーの下にレイアウトしている |
W22SA(パフィーホワイト) | W22SA(ポップイエロー) |
スライドボディの『W22H』
auブランドでは初となるスライドボディを採用したモデルが、W22H。本体を閉じたままでも通話やメール閲覧、動画再生の操作などが可能となっている。
W22Hのスライドを開いたところ |
スライド機構を採用したボディは厚さが27mmと大柄だが、バネを用いた“スライドアシスト”機能によって、片手の操作でも開閉操作できる。開閉と連動して自動的にキー操作を無効にする設定も用意されている。
カメラは124万画素のCCDカメラを搭載し、最大解像度は1280×960ドット。miniSDカードに書き込まれたテレビ番組などの動画を再生する機能も持っている。SD-Video(ASFファイル形式)対応機器で録画したTV番組をminiSDカードに記録して、本体で再生することが可能。
ディスプレーは約2.4インチのQVGA(240×320ドット)液晶パネルを採用、データフォルダーの容量は約24MBまたは800件。連続通話時間は約190分、連続待受時間は約220時間。
本体のサイズは幅約51×奥行き約27×高さ約115mmで、重さは約142g。カラーは“ヴィンテージレッド”“プレミアムシルバー”の2タイプから選択できる。
左側面(上部のカメラ付近) |
右側面。スピーカーのスリットが上部に見えるが、スピーカーは左右にレイアウトされ、ステレオで楽曲を再生できる |
画面を横方向に長く使い、動画を視聴することも可能 |