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KDDI、EZ「着うたフル」対応の携帯電話4機種を発表――PCサイトビューアーなど新機能も満載

2004年10月14日 22時33分更新

文● 永島和夫

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13日の記者発表会より
13日の記者発表会より(クリックすると、EZ「着うたフル」の詳細記事にジャンプします)

“au”ブランドの携帯電話サービスを提供しているKDDI(株)/沖縄セルラー電話(株)は13日、下り最大2.4Mbps/上り最大144kbps(ベストエフォート型)の伝送速度に対応した第3世代携帯電話サービス“CDMA 1X WIN”向けの携帯電話4機種を発表した。新機種は全て同日発表の音楽配信サービス“EZ「着うたフル」”に対応するほか、カシオ日立モバイルコミュニケーションズ(株)製造の『W21CA』には、10月に発表されたばかりのパソコン用のウェブサイトが見られるKDDIのサービス“PCサイトビューアー”に対応するウェブブラウザーが搭載された。

ラインナップはカシオ日立モバイルコミュニケーションズ製造の『W21CA』 、(株)東芝製造の『W21T』 、三洋電機(株)製造の『W22SA』、(株)日立製作所製造の『W22H』。これらの機種が共通して対応するKDDI提供のサービス/アプリケーションは、EZ「着うたフル」のほか、歩行者向け経路案内サービス“EZナビウォーク”、“Macromedia Flash Lite”や“EZアプリ(BREW)”“EZチャンネル”の各コンテンツなど。また基本的な機能として、メール作成中や本体機能操作中でもEメールの受信が可能な“Eメールバックグラウンド受信”機能が追加された。

W22SA除く3機種は、miniSDカードスロットを装備する。EZ「着うたフル」の楽曲は携帯電話電話番号と関連付けて保存されるため、同一番号の機種変更ならばメモリーカードを介して他の携帯電話に移動(コピー不可、一部楽曲除く)できる。なお、EZ「着うたフル」の機能を試すことができるよう、全機種に沖縄出身のバンド“ORANGE RANGE(オレンジ レンジ)”による“花(short size)”が、機種によってさらにもう1曲の楽曲データがプレインストールされている。

発表されたスペックは開発発表数値で、発売までに変更される可能性がある。価格はいずれもオープンプライスで、発売まで時期があるため未定だが、W21CAはハイエンドモデルという位置づけで2万円~2万5000円程度と既存端末よりも高めになる可能性がある。W21Tは若干安く2万円台、W22SAは1万5000円程度、W22Hは1万5000円~2万円程度となる見込み。





PCサイトビューアー対応の『W21CA』

W21CAはPCサイトビューアー対応のウェブブラウザーとワイドQVGA液晶を搭載する。

開いたところ 閉じたところ
W21CA(ジェネシスシルバー)液晶画面を内側にして閉じたところ
W21CA 左側面
底面にカメラを内蔵するディスプレー部が回転するので、それを外側にしてたたむことも可能

PCサイトビューアーは、パソコン向けに作られたウェブサイトの閲覧を可能とする機能で、ウェブブラウザーにはノルウェーのOpera Software社の『Opera』が採用されている(BREWのアプリケーションとして端末にプリインストール)。ウェブサイトの表示は、縦横にスクロールしながら閲覧するスタイルのほか、携帯電話の画面の横幅に合わせてページの内容を自動的に折り返してレイアウトする“スモールスクリーン”という機能を用意する(画面全体を表示させる縮小表示は非対応)。

また“待受指定”機能により、ウェブサイトの一部分を待受画面として設定することが可能。たとえば、天気予報のウェブサイトにある天気図の画像を待受指定し、自動的に更新する設定にすれば、携帯電話の画面でいつでも最新の天気が確認できる。

残念なことに、PCサイトビューアーを利用したパケット通信には、CDMA 1X WINのパケット通信料定額サービス“ダブル定額”が適用されない。月額4410円のダブル定額が月々の支払い上限額とはならないため、利用方法によって高額なパケット料金がかかる可能性もある(無料通信料は充当される)。利用料金は1パケット(128バイト)あたり0.21円で、KDDIは、12月1日付けで従来のパケット通信割引サービスの内容を改定することで利用しやすくするとしている(詳細はこちらの記事を参照)。なお、従来よりEZweb用のWAP対応ブラウザーで一般サイトの閲覧も可能なので、同じウェブサイトでも、WAPブラウザーで閲覧するぶんについては定額サービスの対象となる。

液晶ディスプレーは、ハイパーアモルファスTFT微反射型ワイド液晶パネル(240×400ドット/26万色表示)を搭載する。ワイド画面で動画再生が可能なほか、2軸ヒンジ機構“Wide View Style”により、ディスプレー部を外側にして折り畳むことも可能。充電台は本体を横置きにして充電するタイプとなっており、台に置いて動画を楽しむことも可能となっている。

そのほか、横長の“ハイビジョンサイズ”(1600×960ピクセル)の撮影モードを備えたオートフォーカス付きの200万画素のCCDカメラ、SD-Video(ASFファイル形式)対応のビデオ機器等で録画した動画をminiSDカードにコピーし、W21CAで再生する機能などを備える。

データフォルダー容量は24MBまたは800件、連続通話時間は約190分、連続待受時間は約220時間。本体のサイズは幅約51×奥行き約26×高さ約102mm、重さは約140gとなっている。ボディカラーは“ジェネシスシルバー”または“エヴィルブラウン”の2色。

左側面 右側面
左側面。充電用の電気接点が見える右側面には平形のイヤホンマイク端子がある
メニュー画面 ウェブサイトを表示
メニュー画面KDDIの“DION”のウェブサイトを表示したところ
充電台
動画の閲覧などを考慮したという、横置きの充電台

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