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日立GST、ZIFコネクター採用で小型化した情報家電向けの1.8インチHDD“Travelstar C4K60”を発表

2004年09月02日 18時04分更新

文● 編集部

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(株)日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は2日、ZIFコネクターを採用することで小型化した1.8インチHDD“Travelstar C4K60”シリーズを発表した。

内部写真“Travelstar C4K60”

“Travelstar C4K60”は、情報家電機器で採用されている40ピンの“ZIF(Zero Insertion Force)”コネクター(22mm幅のフレキシブルケーブルに対応)を採用したしたことで、従来製品より約10%小型化したのが特徴。本体サイズは幅54×奥行き70×高さ7.0mm、重量は約46g。ディスクの記録密度は最大99.8Gbit/inch2で、1枚で最大30GBの容量を持つという。耐衝撃性は、動作時500G(2ms)/非動作時1200G(1ms)。

また、騒音低減技術によりアイドル時1.6ベル(bels)/シーク時2.2ベル(bels)まで静音化が図られ人間がほとんど聞き取れないレベルとなっているだけでなく、HDDの通常の動作モード(アイドル/リード/スタンバイ)における消費電力の最適化設計を行なったことで、携帯オーディオ機器で約32時間相当の動作が可能になっているという(3.7V/2000mAhのリチウムバッテリーで48kbpsのデータを連続再生すると想定した場合)。

ディスクの枚数は1枚でヘッドは2本。容量は30GBまたは20GB。回転数は毎分4200回転で、平均シーク時間は15ms、平均回転待ち時間は7.1ms。データバッファーの容量は2MB。インターフェースはATA-6を採用。電源電圧は3.3Vで、消費電力は起動時1.4W(最大)/リード時1.0W/ライト時1.1W/アイドル時0.4W(平均値)。

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