日本電気(株)は2日、パーソナル向け製品の直販サイト“NEC Direct”において、同社製パソコンのHDDとグラフィックスカードのアップグレードサービスを期間限定で試行すると発表した。申し込み受け付け期間は同日15時から5月13日の15時まで。
同サービスは、申し込み後のパソコンの引き取りからユーザーへの返却までをワンストップで提供するのが特徴で、最短5日間で作業を行なうという。サービスは“HDDアップグレードサービス”と“グラフィックアップグレードサービス”の2種類。
“HDDアップグレードサービス”の対象となるのは、デスクトップパソコン“VALUESTAR”とノートパソコン“LaVie”で、HDDの交換による記憶領域の拡張とデータ移行を行なう。HDDの容量と料金は、VALUESTARが60GB(3万8800円)、120GB(4万6800円)、LaVieが20GB(3万5000円)、40GB(4万2000円)、80GB(5万5800円)。交換後のHDDは1年間保証。
“グラフィックアップグレードサービス”の対象は、“VALUESTAR”(Gシリーズを除く)で、グラフィックスカードの実装とディスプレー変換ケーブルの装着確認、ソフトウェアのインストールを行なう。グラフィックスカードは(株)アイ・オー・データ機器の『GA-5200/PCI』。料金は3万2000円。料金にはパソコンの引き取り/配送の料金として1000円が含まれる。
同社では試行サービス期間中にユーザーの意見や要望などを聞き、今後のアップグレードサービスの強化を図るとしている。