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Endeavor NT7000Pro

Endeavor NT7000Pro

2003年12月20日 14時00分更新

文● 鈴木 雅暢

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Endeavor NT7000Pro

エプソンダイレクト

14万8000円~

豪華スペックのフラッグシップモデル

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 「Endeavor NT7000Pro」は、エプソンダイレクトのノートPCラインナップに新たに加わったフラッグシップモデルだ。最速レベルの性能をもつCPUとビデオチップに加え、同社の製品としては初めて最大WSXGA+(1680×1050ドット)表示に対応する大画面液晶を選択できるなど、フラッグシップならでは豪華スペックを装備する。もちろん、“Endeavor”シリーズ共通の特徴であるコストパフォーマンスの高さとBTOによる柔軟なカスタマイズにも大いに注目だ。

 システム構成としては、液晶スペックの異なる2種類のベースモデルが用意され、OSはそれぞれ3種類(Windows XP Home Edition、Windows XP Professional、Windows 2000)から選択可能。そして、チップセットとビデオチップ以外の主要パーツはすべてBTOでカスタマイズできるという自由度の高い構成になっている。ここでは上位機となるWSXGA+表示対応の15.4インチ液晶モデルをベースに、各種スペックをまんべんなく強化し評価機としている。



洗練されたデザイン新設計ボディーを採用

本体天面。同社製品は最近デザイン面でも進化を見せているが、本機はまた少し洗練された感がある。また、デザインだけでなくキッチリとした剛性感が確保されているのも好印象だ。
 本シリーズ用に採用した新しいデザインのボディには、メタリックのダークブルーにメタリックグレーの縁取りを施したカラーリング。派手さはないものの落ち着いた高級感がある。液晶サイズの関係上、フットプリントはほぼA4サイズだが、厚みは最薄部で38mmと比較的スリムなので、圧迫感はさほど感じない。また、ボディ全体がキッチリとタイトに組まれており、剛性感が高いのも好印象だ。

 インターフェイスとしては、4基のUSB 2.0にIEEE 1394、S-Video出力といった端子やPCカードスロットのほか、SDメモリーカード、MMC、メモリースティック(メモリースティックPRO対応)の読み書きに対応する3 in 1スロットを搭載する。現在のノートPCに求められる標準的な装備をすべてに満たす内容だ。通信機能も充実しており、有線LANは100BASE-TXの10倍の速度で転送が行なえるギガビットEthernet(1000BASE-T)に対応、BTOでIEEE802.11b/gに対応する無線LANアダプタを追加することが可能だ。



右側面には光学ドライブのみが配置される。ドライブベイは着脱式で、オプションで用意されるセカンドHDDアダプタやセカンドバッテリなどと交換可能だ。多くのインターフェイスが集中している左側面には3種類のメモリカード(SDメモリーカード、MMC、メモリースティック)の読み書きに対応する3 in 1スロットも搭載するほか、PC電源オフ時の音楽CD再生に対応するCD/DVD操作ボタンも装備している。有線LANが標準でギガビットEthernetに対応するのもポイントだ。

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