アップルコンピュータ(株)は8日、プロフェッショナルビデオ編集ソフト『Final Cut Pro 4(ファイナルカットプロフォー)』日本語版を23日に発売すると発表した。
同製品はフィルム/HD/SD/DV編集用ソフト。ソフトとCPUパワーのみでリアルタイム合成およびエフェクトが可能な“RT Extreme”や、インターフェイスカスタマイズツールなどを搭載する。また、8bit/10bit非圧縮フォーマットや、チャネル当たりフル32bitの浮動小数点処理を実現するという。そのほか、タイトル作成ツール『LiveType』、音楽制作ツール『Soundtrack』、エンコーディング処理を自動化するツール『Compressor』が付属する。
対応OSはMac OS X 10.2.5以降。価格は9万8000円。アップグレード価格は4万7800円。なお、4月7日以降に既存の『Final Cut Pro 3リテール版』を購入したユーザーは、Up-To-Dateプログラムを通じて6300円でアップグレードできる。