【NetWorld+Interop 2003 Tokyo Vol.16】“P505i/F505i”や“FOMA N2102V”を参考出品――「そこまで見せる!?」のドコモブース
2003年07月04日 22時41分更新
黄色いホットパンツ姿のコンパニオンがあふれるNTTドコモブース |
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)のブースは、黄色いホットパンツ姿のコンパニオンが来場者を出迎え、見た目にもかなり華やかな印象だったが、出品している内容も負けず劣らずアピール度が高い。
まず、“505iシリーズ”の中で発売時期が未発表の『ムーバP505i』と『ムーバF505i』を来場者が実機に触れる状態で出展、来場者の関心を集めた。P505iは31万画素デジタルカメラに6万色表示の液晶ディスプレー(メイン、サブとも)と、505iシリーズの中では比較的地味な存在だ。しかし、ヒンジ部分を1プッシュすることで折り畳み状態から液晶部が開き通話/ダイヤルが可能になるギミックや21mmという薄さなど“ムーバP504i/iS”の特徴を受け継ぎつつ、505iシリーズでは唯一、内部/外部に2つのデジタルカメラ(どちらも31万画素)を搭載するなどの特徴を持つ。会場にはレッド/シルバー/ブラックの3色が展示されていた。F505iは指紋認証装置と123万画素CCDのデジタルカメラ機能を持ち、背面には256色表示の有機ELディスプレー(1.1インチ)を搭載する。厚さはP505iと同じ21mm。会場には、ブラック/ピンクシルバー/シルバーの3色が展示されていた。
内外で2つのデジタルカメラを持つ『ムーバP505i』 | 指紋認証装置を備えた『ムーバF505i』 | テレビ電話機能に対応するFOMA端末『N2102V』 |
そのほか、FOMAではテレビ電話機能に対応する『N2102V』『F2102V』、当初は3日発売予定だったが発売日が延期された定額PHSデータ通信機能“@FreeD(あっとふりーど)”とIEEE 802.11b準拠の無線LAN機能を1枚のCFカードに集約した『P-in Free 2PWL』など、注目度の高い製品を出展していた。なお、P-in Free 2PWLの説明員にIEEE 802.11gへの対応予定を聞いたところ、「すぐに対応する予定はない。主な用途がモバイル製品向けであり、現在の公衆無線LANサービスがIEEE 802.11b対応というのも理由のひとつだが、IEEE 802.11g対応チップの消費電力の高さもモバイル製品にはまだ厳しいと判断している」という回答を得た。
FOMAと505iを派手にアピールするドコモのデモブース |