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エントラストジャパン、シングルサインオン製品『Entrust GetAccess 7.0』を出荷開始

2003年06月12日 23時22分更新

文● 編集部

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エントラストジャパン(株)は12日、ウェブシングルサインオン製品の最新版『Entrust GetAccess 7.0』(日本語版)の国内市場への出荷を同日付けで開始すると発表した。同製品は、複数のウェブサイトに分散する認証システムを統合し、アクセス権限を集中的に管理するソフトウェア。販売パートナー経由で販売し、価格は1000ユーザーで590万円から。

システム構成図
Entrust GetAccessのシステム構成

今回のバージョンアップでは、SAML(SAML1.1)への対応、“Microsoft .NET Passport”への対応、Microsoft Active Directoryへの対応、EJBアクセスコントロールへの対応(オプション)などが行なわれた。SAMLに対応したことにより、『Entrust GetAccess 7.0』を使って顧客向けにウェブシステムを公開している異なる企業があった場合、各企業の『Entrust GetAccess』の設定の変更によって、それぞれの企業に属するユーザーが両社のポータルサイトをシングルサインオンで行き来できるようになる。また、“Microsoft .NET Passport”に対応したことで、Microsoft .NET Passportのユーザーが『Entrust GetAccess』で保護されたウェブシステムにアクセスしやすくなったとしている。そのほか、パフォーマンスの向上も図られているという。

同社では今後、『Entrust GetAccess』をLiberty Alliance規格やKerberos認証、Linuxに対応させるなど、積極的に新製品を投入するとしている。

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