(株)アイフォーは21日、光ファイバーサービスユーザー向けのブロードバンド高速化ツール『FTTH Ninja turbo for Windows』を3月20日に発売すると発表した。価格は4900円。対応OSはWindows 98/Me/2000/NT4.0/XP。
同製品は、FTTHによるインターネット接続を高速化するツール。“自動BBチューナー”により、Windowsの設定でFTTH接続時にやり取りするデータの大きさと、やり取り時のエラーチェックの頻度を決定するパラメーターを計測するたびに過去の数値と比較し、最適となる数値を自動で選択/更新できる。これにより、利用環境に合わせて接続設定を利用すればするほど、より最適化できるという。計測するサイトはユーザーがよく閲覧するサイトに設定することも可能。また、バナー広告である可能性が高いデータを自動的に判断し、ダウンロードから排除できる“バナー広告カット”や、ポップアップ広告を自動排除できる“ポップアップ広告カット”を搭載する。
『FTTH Ninja turbo for Windows』の“自動BBチューナー”の画面 |
さらに、独自のアクセスプログラムで並列的に複数のDNSサーバーにアクセスするなどの処理を行なうことで、DNSの高速化を図っているという。送受信の空き時間を利用してアクセスが想定されるアドレスの情報をDNSサーバーから事前に取得する“DNS先読み解決”や、DNSサーバから取得した情報を保存し効率的に更新することで表示速度を速くできる“DNSキャッシング”も備えている。そのほか、パソコンの時刻設定のズレを自動修正する機能も用意されている。
また同社は、ラベル作成ソフト『ラベル王4 for Windows』も3月20日に発売する。同製品は、同社のはがき作成ソフト『筆王』と同じ住所録を作成できる“筆王コマンダー”を搭載しており、『筆王』と住所録を共有することが可能。価格は4980円で、対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。