(株)日本レジストリサービスは7日、DNSの運用に関する重要なコメントを発表した。これは、ウイルスやワームへの対応として、特定のポートへのアクセスをフィルタリングする場合、DNSなどのほかのサービスに対して重大な影響を与える可能性があるというもの。
具体的には、DNSではその仕組み上、キャッシュサーバー側の発信ポートとして偶然1434番ポートが使われることもありえる。その場合にDNSサーバーからの応答がポート1434に返ることになるが、フィルタリングなどの措置によりむやみにブロックしてしまうとDNSによる名前解決ができなくなる恐れがあるという。
これに関するネットワーク管理者向けの詳細情報はウェブで参照できる。