史上最速となる52倍速書き込みを実現したCD-RWドライブが発売された。48倍速書き込みドライブでも他社より先行したLite-On製で、型番は「LTR-52246S」。
外観はこれまでの同社製ドライブと何ら変わるところはなく、“いつものLite-On製”といったもの。スペックは書き込み最大52倍速のほかは書き換え最大24倍速、読み出し最大52倍速、バッファ容量2MB。バッファアンダーランエラー防止機能“SMART-BURN”、読み出し速度を自動的設定することにより読み出しエラーを減少させるという機能“SMART-X”を搭載するのも従来製品通り。ライティングソフト「Nero Burning Rom」が同梱される。
機能およびスペックを見る限りでは単なる速度向上版ということになるが、標準仕様のCD-ROMドライブの読み出し速度としては52倍速が最速レベル(60倍速という製品もあるにはあるが普及しているとは言い難い)であり、CD-R書き込み速度もそこに到達してしまったというインパクトは大きい。これまで各メーカーがしのぎを削ってきたCD-RWドライブの高速化もとうとうひと区切り付いてしまうのかどうか、今後の動きが気になるところだ。価格はクレバリー1号店で1万1200円、コムサテライト3号店で1万1380円、高速電脳で1万1800円。
なお前述した初の48倍速書き込みドライブ「LTR-48125」だが、CD-RW書き換えは最大12倍速どまり。その後各メーカーから登場した48倍速書き込みCD-RWドライブが軒並み書き換え最大16倍~24倍速へと高速化されたため、スペック的にLite-On製が一段劣る形となってしまっていた。
その状態を解消するモデル、書き込み最大48倍速/書き換え最大24倍速の「LTR-48246S」も今回同時に発売されている。価格はコムサテライト3号店で8180円。
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