(株)インターコムは30日、社内メールを携帯電話やPDAなどのモバイル端末に転送するメール転送サーバーソフト『MobileTranfer』の新バージョン『MobileTranfer V.2』を10月1日に発売すると発表した。価格は、『MobileTranfer V.2』が30万円から(50アカウントより)。
『MobileTranfer V.2』 |
同ソフトは今回のバージョンより、日本アイ・ビー・エム(株)のグループウェア『Notes』に対応した『MobileTransfer V.2 for Notes』と、マイクロソフト(株)のグループウェア『Exchange』に対応した『MobileTransfer V.2 for Exchange』と、通常のメールサーバー向けの3種が発売される。
『MobileTranfer V.2』は定期的に社内のメールサーバーを巡回し、未読メールがあれば携帯電話やPDAに転送しされる。携帯電話の場合、NTTドコモの“iモード”やJ-フォンの“J-SKY”など、携帯電話の各キャリアーのメールサービスの受信文字数制限などに合わせて、本文の分割送信や加工を行なって転送するほか、FromやToなどで条件設定して、特定のメールだけを転送する“フィルタリング設定”、携帯電話から社内用のメールアドレスを差出人としたメールを送信できる機能や、転送メールのFrom行を元の発信者に差し替える機能などを持つ。
動作環境は、対応OSがWindows XP Professional/Windows NT 4.0(SP6)Server/NT 4.0 Workstation/2000 Server/2000 Advanced Server/2000 Professional。メールサーバーがLotus Dominoサーバー(POP3/SMTP対応が必要)。ウェブブラウザーがInternet Explorer 5.0以上、Netscape Communicator 4.7以上。CPUがPentium II-333MHz以上、メモリーが128MB以上、HDDの空き容量が300MB以上。