旭日旗をあしらったパッケージでおなじみの、センチュリーの冷却関連製品「冷戦」シリーズ。その新作3製品が登場した。今回の新製品のパッケージは旭日旗マークが青くなっているのが特徴だが、注目はSocket A用CPUクーラー「天山」だ。
驚かされるのが、その形状。真っ青な三角柱のヒートシンクの側面に3つのファンを装着したユニークなスタイルはこれまでにないものだ。三角柱状のヒートシンクの中心には銅柱が入っており、三角形の底面をCPUに接触させる形になる。ヒートシンクのサイズは78(W)×86(D)×68(H)mm。ファンはいずれも6cm角10mm厚で回転数3400rpm。
ファンの電源は3基のうち2基がペリフェラル用12Vコネクタから、残る1基が通常の3ピンコネクタからと全て別に取るようになっており、回転数検知が可能なのは3ピンで接続する1基のみという点は注意。対応クロックはAthlon XP 2200+まで。価格は、コムサテライト3号店で2950円、WonderCityが2980円、CUSTOMで3280円、高速電脳が3580円となっている。
同時に登場したのは可変速8cm角15mm厚ファン「秋風」と可変速CPUクーラー「八雲」。いずれも温度センサと連動し自動的に回転数が可変するというもの。
「秋風」のセンサはモーター部からコードで引き出されフレームのやや外に位置している。回転数の可変範囲は1400rpm~3000rpmとなっており、騒音値は最小10dB、最大32dB。価格はCUSTOMで1980円。
「八雲」は以前登場した「長門」のファンを可変速タイプに換装したもので、ファンのスペックは「秋風」と同じ。ただしこちらの温度センサはモーター部内に内蔵されており外からは見えなくなっている。価格はコムサテライト3号店が2970円、クレバリー1号店とWonderCityで3280円、CUSTOMで3480円、高速電脳で3580円となっている。
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