Webページのオフラインブラウズや、ダウンロードしたデータの管理を行うツールとして人気の「インターネットNinja」が、バージョンアップに伴い製品名も一新。総合的なデータ保存&管理ツールとして、コンテンツ活用をサポートする。
通常は難しい
ストリーム映像を録画可能
画面1 「ダウンロードNinja for Windows」のメイン画面。 |
画面2、3 ストリーミングデータを録画できるムービーレコーダ(上)。保存形式をAVIにすれば、コーデックの種類も選べ(右)、DivX形式で保存することも可能。 |
MEPG動画は1つのムービーを複数に分割して、Web上に置かれていることがある。こういうファイルのために、MPEGファイル結合機能も用意された。
WebコンテンツをPC上で効率的に保存・管理
画面4 ダウンロードの基本的な設定はウィザードで行う。リンクレベルや定期巡回などの詳細な設定は「アドバンストモード」で行う。 |
データベースには複数のブックを作成でき、子ブックを作って階層的な管理もできる。ブックに登録したページはアイコンやリスト表示され、ダブルクリックすればブラウザでオフライン表示される。
データベースとはいっても、閲覧操作はこのようにエクスプローラでファイルを開く感覚に近く、使いやすいものだ。
画面5 ダウンロード中は経過が表示され、中止や分割ダウンロードへの切り替えが可能。また、ダウンロード結果を基に再実行することもできる。 |
一方、ページを登録する方法は、オフラインブラウズツールでの巡回先登録と同じで、URLや何レベル先までのリンクを取り込むかを指定してやればいい。
リンクレベルを指定してダウンロードするツールの場合、総合ニュースサイトから特定分野の記事だけ深くリンクをたどるような使い方は苦手なものだが、以下のように、この点にも配慮されている。
ひとつは、自動ダウンロード機能で、ユーザーがブラウザでページを表示するとそれを自動的に取り込んでくれる。もうひとつは、連番ダウンロード機能で、こちらはpage1.html~page9.htmlというように、ファイル名の連番部分を指定できるため、無駄なダウンロードをしないで済む。
また、ダウンロード中は経過を表示するウィンドウが現れ、そこで選択したファイルのダウンロードを中止したり、分割ダウンロードを指定することができる(画面5)。
オフラインブラウズの意義は、常時接続の普及によって相対的に後退したが、それに代わって、「常に更新され消えていくWebコンテンツを保存する」という役割がクローズアップされている。ダウンロードNinja for Windowsは、この目的にぴったりのソフトといえるだろう。
ダウンロードNinja for Windowsの主なスペック | |
製品名 | ダウンロードNinja for Windows |
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OS | Windows 98/Me/2000/XP |
CPU | 上記OSが動作するスペック |
メモリ | 64MB以上 |
HDD | 20MB以上 |
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