Prolinkから、TVチューナ/ソフトウェアビデオキャプチャカード「PixelView PlayTV HD」が登場した。ProlinkのウェブサイトによるとFMチューナ付きの“PV-CX881PL+ w/FM”とそれがない“PV-CX881PL+”の2モデルがあるとされているが、今回発売されたのは前者、PV-CX881PL+ w/FMである。
特徴は、Conexantの新型ビデオエンコーダチップ“CX23881”を採用していること。これまで最もポピュラーだった“Bt878”の上位バージョンといえ、アナログ/デジタル変換処理が8bitから10bitに拡張されているなどの強化がなされている。アイ・オー・データ機器「GV-VCP3/PCI」の“CX23880”と完全ピン互換でスペックもほぼ同じながら、一部の機能を省かれたもの。
対応ビデオフォーマットはAVI、JPEG、BMP。最大解像度は780×480ドット、フレームレートは30fps。バンドルされているCyberlinkのビデオ編集ソフト「PowerDirector」によりMPEGキャプチャを行うものと思われる。
ビデオキャプチャもできるが、パッケージなどにはMPEG対応とは書かれていない。“PowerDirector”との組み合わせで対応すると思われる |
Low Plofile PCIに対応しブラケットも付属。リモコンが付属して、価格はOVERTOPで9400円、TSUKUMO eX.で9979円、コムサテライト1号店と3号店、高速電脳で9800円。またOVERTOPによれば、今月末ごろにCyberlinkのTV視聴/MPEG録画ソフト「PowerVCR」がセットになったモデル「PV-CX881P+」が1万円強の価格で登場する予定とのこと。
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