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史上最高の48倍速書き込みを実現!さらに高速化したLite-On製ドライブがデビュー!!

2002年05月25日 20時26分更新

文● 小磯

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パッケージ

 40倍速書き込みに対応したドライブが“最速”として1月末に登場してからわずか4カ月。CD-RWドライブの書き込み速度はとうとう48倍速にまで到達してしまった。Lite-On(Lite-On IT)製品「LTR-48125W」がアキバに登場し、フェイスが販売を開始している。従来同様ライティングソフト「Nero Burning Rom 5.5」シリーズを同梱し、価格は1万5700円。



LTR-48125W
インターフェイス
型番表記
「LTR-48125W」。ドライブの外観も従来と変わりない

 現在のところLite-Onのウェブサイトに詳細な情報がないため断言はできないが、書き換え速度は最大12倍速、読み出し速度は最大48倍速で、従来製品「LTR-40125S/W」に対して単純に書き込み速度が引き上げられたように見える。パッケージも従来と同じで、バッファアンダーランエラー防止機能“SMART-BURN”(Smart Monitoring & Adapting Recording Technology for BURNing)や、音楽CDなどのリッピング時に適切な読み出し速度を自動的に設定して読み出しエラーの減少に寄与するという“SMART-X”(Smart Monitoring & Adjusting Read-speed Technology for eXtraction)を搭載するのも変わらないとなると、いよいよ書き込み高速化版といった印象だ。なお、あくまで参考程度に留めてほしいが、複数中国語サイトの情報を総合するとキャッシュ容量は2MBと従来どおりで、650MB(74分)のCD-Rメディアへフルに書き込んだ場合には、書き込み40倍速モデルと比べて約30秒ほど早く書き込みが終了するという。

 Zone-CLVの仕様により、最外周でなければ最大速度での書き込みは行われないため、100~400MB程度のちょっとしたデータを書き込む場合だと書き込み最大速度が40倍速でも48倍速でも実際の体感速度はほとんど変わらない。つまり速度面での魅力はそれほど大きくないわけだが、読み出し/書き込み能力に優れるとされるLite-Onの新型CD-RWドライブとしてその性能が気になるところではある。



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