日本ヒューレット・パッカード(株)は24日、Xeon-2.4GHzをデュアル構成で搭載できるWindowsワークステーションのハイエンド機種となる『hp workstation x4000』を発表した。併せて、ハイエンドグラフィックスカードとして米エヌビディア社の『Quadro4 900 XGL』も発表した。5月1日に直販サイト“hp direct”で受注を開始し、5月中旬に出荷を開始する。
『hp workstation x4000』 |
『hp workstation x(ワークステーション・エックス)4000』は、i860チップセットを採用したハイエンド向けのWindowsワークステーション。メモリーは256MB(ECC RDRAM)を搭載し、4GBまで拡張可能。HDDは2台までで計292GBまで拡張できる。CPUの動作周波数が上がったことで、処理性能は従来より約10%向上したという。本体サイズは幅210×奥行き470×高さ490mm、重量は16kg。
グラフィックスカードは6種類を用意しており、今回追加した、『Quadro4 900 XGL』は、米エヌビディア社のハイエンド3Dグラフィックス向けの製品で、従来のミッドレンジモデル『Quadro2 Pro』の約2倍のグラフィックス性能を持つという。そのほか、カナダのATIテクノロジーズ製の『Fire GL 8800』『RADEON 7000』『Fire GL4』『Fire GL2』、米3Dlabs社の『Wildcat III 6100』から選択できる
Xeon-2.4GHz×1、512MBメモリー(PC800 ECC RDRAM)、毎分1万回転の18GB HDD(Ultra160 SCSI)、Quadro4 900 XGL グラフィックスカード、48倍速CD-ROMドライブ、3つボタンマウス、Windows 2000 Professionalの構成で、3年間翌日オンサイトサポートが付属して、価格は74万円。ディスプレーはオプション。