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シャープ、ASV&低反射ブラックTFT液晶搭載の16インチ液晶ディスプレー『LL-T1620-H/B』など2機種4モデルを発売

2002年03月07日 19時54分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は7日、“ASV&低反射ブラックTFT”液晶を搭載した16インチ液晶ディスプレー『LL-T1620』2モデルと、15インチ液晶ディスプレー『LL-T1520』2モデルを発売すると発表した。『LL-T1620』を17日に発売し、『LL-T1520』を30日に発売する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『LL-T1620』が8万円前後、『LL-T1520』が7万円前後。

『LL-T1520-B』と『LL-T1620-H』
『LL-T1520-B』(左)と『LL-T1620-H』(右)

“ASV&低反射ブラックTFT”は、上下左右170度の広視野角と25ミリ秒の高速応答が特徴の独自の“AVS(アドバンスト・スーパーV)”液晶と、光の映り込みを抑えて黒を引き締める“低反射ブラックTFT(低反射コーティング)”(反射率約1.5%)を組み合わせた技術。『LL-T1520』と『LL-T1620』ともに狭額縁設計(LL-T1620が約16.3mm、LL-T1520が約15.5mm)がなされているほか、1W×2のステレオスピーカーを内蔵する。

『LL-T1620』は、SXGA(1280×1024ドット)対応の16インチ液晶ディスプレー。輝度は300cd/m2で、コントラスト比は400:1。画素ピッチは0.248mm。約5万時間の長寿命バックライトを搭載する。表示色数は約1677万色。映像入力は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-I29ピン)の2系統を装備する。水平同期周波数は、アナログ時が24.8k~80.0kHz、デジタル時が31.5k~67.50kHz。垂直同期周波数は、アナログ時が56~75Hz、デジタル時が60~75Hz。色再現性の国際規格“sRGB”に対応したカラーマネージメント機能や、OSDで調整できる“画面自動調整”、輝度/コントラストを自動調整する“オートゲインコントロール”(アナログ接続時)などのほか、VGAからXGAまでのモードの画像を拡大表示した際に発生するにじみを抑える“デジタルスケーリング”機能なども搭載する。消費電力は最大42W(待機時3W)。電源はAC100V。本体サイズは幅352×奥行き185×高さ370mmで、重量は約5.3kg。チルトは上30度、下5度、スイーベルは左右合わせて90度。VESA規格準拠の取付マウント(75mm)を装備する。本体カラーが“フロスティグレー”の『LL-T1620-H』と“ブラック”の『LL-T1620-B』を用意する。

『LL-T1520』は、XGA(1024×768ドット)対応の15インチ液晶ディスプレー。輝度は250cd/m2で、コントラスト比は400:1。画素ピッチは0.297mm。表示色数は約1677万色。映像入力は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-I29ピン)の2系統を装備する。水平同期周波数は、アナログ時が24.8k~60.2kHz、デジタル時が31.5k~60.0kHz。垂直同期周波数は、アナログ時が56~75Hz、デジタル時が60~75Hz。sRGB対応のカラーマネジメント機能やオートゲインコントロール、デジタルスケーリング機能(VGA、SVGA)などを搭載する。消費電力は最大33W(待機時3W)。電源はAC100V。本体サイズは幅337×奥行き185×高さ355mmで、重量は約4.9kg。本体カラーが“フロスティグレー”の『LL-T1520-H』と“ブラック”の『LL-T1520-B』を用意する。

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