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小型ベアボーンでもTualatin対応は当たり前の時代へ!

2001年12月20日 00時00分更新

文● 小磯

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New Baby GT-100

 星野金属工業(ソルダム)製の「Polo」が先鞭を付けた、小型さをウリにするSocket370ベアボーンキットのTualatinコア版Pentium III/Celeron対応は今後“していて当たり前”になりそうだ。Poloの後を追うように元祖小型キューブ型ベアボーン「Cube-24」もTualatinコア対応モデルが登場予定だが、その前に第2弾が登場した。今回Tualatinコア版CPU対応を果たしたのはソンチアジャパン製「New Baby GT-100」。19日の価格情報でお伝えした製品と同名で、マザーボードを換装したモデルである。



ケース内部

 現行のNew Baby GT-100がApollo PLE133チップセット搭載のFreetech製マザーボード「P6F209」マザーボードを採用しているのに対し、今回登場した新型New Babyは同じくFreetech製のi815EGマザーボード「P6F135」を搭載。これはPoloが採用しているものと同じだ。Poloについては現在、搭載するChannel Well Technologies電源との相性問題からCeleron-1.2GHz搭載時に不具合が確認されているが、ソンチアジャパンでは「ほかの電源なら問題は発生しない」としており、新型New Baby GT-100では安心してCeleron-1.2GHzを搭載できるようだ。



背面インターフェイス

 マザーボード以外の仕様は従来製品と同じ。RJ-45とIEEE1394端子を背面にひとつずつ搭載する点や、295(W)×272(D)×63(H)mmという筐体サイズに変化はなく、付属品が読み出し最大24倍速のスリムタイプCD-ROMドライブでFDDを内蔵できない点もこれまでどおりだ。価格は高速電脳で3万3800円と現行製品よりも高めになっているが、P6F135の単品価格が2万円強であるのを考えると、決して割高ではないだろう。



\33,800
P6F135を搭載して3万3800円というのは、考えようによってはかなりお買い得
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