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AMD-760MPX、nForce、i845D…ASUSTeKの新型マザーが続々登場!!

2001年12月11日 18時51分更新

文● 小磯

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 人気のASUSTeK製マザーボードが、今週から来週にかけて続々とアキバにデビューする予定だ。注目のAthlonファミリ向けデュアルマザーボードをはじめ、どれも注目のチップセットを搭載しており、見逃せないところ。

アキバ第1弾となるか?“AMD-760MPX”搭載マザー
木曜日に店頭展示開始で来週早々デビュー予定

A7M266-D

 すでにアキバではGigabyte製「GA-7DPXDW」の店頭展示が数度行われている“AMD-760MPX”チップセット搭載マザーボード。Gigabyte製マザーボードの登場にはもう少し時間がかかるようだが、ASUSTeKの「A7M266-D」は来週早々、来週18日~20日前後にも登場する見込み。アキバ第1弾はASUSTeK製品になりそうだ。



AMD-768
“AMD-768”。写真はGA-7DPXDWが搭載していたES品

 AMD-760MPXは、Tyan「Thunder MP」「Tiger MP」が搭載していたデュアルAthlon対応チップセット“AMD-760MP”のSouth Bridgeを“AMD-766”から“AMD-768”へ換装したもの。AMD-768は、AMD-766がサポートしていなかった64bit/66MHz PCIに対応するSouth Bridgeで、66MHz/33MHz PCIの混在が可能となっているのが最大の特徴だ。A7M266-Dの拡張スロット構成はAGP×1、64bit/66MHz PCI×2、32bit/33MHz PCI×3。

 ASUSTeKから各代理店に配布された資料によると、メモリはレジスタード/アンバッファードDDR SDRAMに両対応。最終的な製品で変更される可能性があるため断定はできないが、どうやらA7M266-Dは「初のアンバッファードDDR SDRAM対応デュアルAthlon MPマザーボード」ということになりそうだ。PC2100/PC1600対応のDIMMスロットは4本で、レジスタードDDR SDRAMならば最大4GB、アンバッファードDDR SDRAMの場合PC2100は2GBまで、PC1600なら4GBまで搭載可能となっている。

 電源はPentium 4と同じATX12Vが必須で、容量400W以上が要求されている。価格は未定。なお、DOS/Vパラダイスによると、DOS/Vパラダイス本店もしくは秋葉原2号店で13日(木曜)から展示を開始するとしているので、気になる人は見に行ってみるといいだろう。



nForce搭載「A7N266/SE」はクリスマス限定バージョン!?
i845マザー「P4B266」とあわせて今週中にも登場予定

A7N266/SE

 MSI製マザーボードに続くnForce 420D搭載製品第2弾となる「A7N266/SE」は、価格を抑えた“クリスマスキャンペーン”モデル。こちらも現在のところ予価は不明だが、代理店であるユーエーシーによると、今後登場予定となっている「A7N266」と、ネットワークコントローラを搭載し、アナログ6ch出力にも対応するバリエーションモデル「A7N266-E」に先駆けて、お買い得な価格で登場するという。なお、A7N266/SEの機能は「CPUの温度が95度を越えると自動的に電源切断し、CPU焼き付きを防止する機能が削られているが、基本的にはA7N266/A7N266-Eと同じ製品」(ユーエーシー)で、今週末から店頭で販売開始となる見込みだ。

 またDDR SDRAMをサポートする新型i845チップセットを搭載するマザーボード「P4B266」も早ければ今週末から店頭に並ぶ予定。ASUSTeKファンにとっては、実に悩ましい年の瀬がやってきたといったところだろう。



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