(株)エポック社は2日、体感アクションゲームのキャラクターシリーズ第1弾となる『ハムちゃんず大集合 ダンスするのだ! 走るのだ!』を3日に発売すると発表した。価格は6980円。電源は、本体が単3電池×4本、鈴型コントローラーが単4電池×4本。
体感アクションゲーム『ハムちゃんず大集合 ダンスするのだ! 走るのだ!』 (C)河井リツ子/小学館・SMDE・テレビ東京 |
『ハムちゃんず大集合 ダンスするのだ! 走るのだ!』は、TVアニメや幼児誌/学年誌で人気の『とっとこハム太郎』に登場するハムスターたち“ハムちゃんず”をキャラクターに採用した体感アクションゲーム。本体を付属のAVケーブルでTVに接続すると、TVにゲーム画面が表示され、専用の鈴型コントローラーを使って、画面上のハムちゃんずを走らせたり、ダンスさせたりできる。
鈴型コントローラーを振ると内部の振動センサーが感知し、赤外線経由で本体に振動情報を送信、その振動具合がゲーム画面上のハムちゃんずの動きに反映され、ハムちゃんずが素早く動いたり止まったりする仕組み。
本体と鈴型コントローラー。本体はAVケーブルでTVと接続できる (C)河井リツ子/小学館・SMDE・テレビ東京 |
ゲームモードは、“とっとこおどるよ! ミュージック”と、“とっとこファイトだ運動会”の2種類。“とっとこおどるよ! ミュージック”では、とっとこハム太郎の主人公“ハム太郎”を音楽に合わせて上手に躍らせるゲーム“ダンシングハム太郎”と、ハムちゃんずオーケストラの一員となって演奏できるゲーム“えんそうかい”をプレイできる。
また、“とっとこファイトだ運動会”では、“かけっこ”“なわとび”“きのぼり”“ににんさんきゃく”といったゲームが楽しめる。鈴型コントローラーは1パッケージに2個付属するため、対戦プレイも楽しめる。
ダンスゲーム“ダンシングハム太郎”。音楽に合わせて鈴型コントローラーを元気よく振ると、ゲーム画面のハム太郎を上手に躍らせることが可能 (C)河井リツ子/小学館・SMDE・テレビ東京 |
同社は昨年3月より、体感アクションゲームとして『ホームラン打とうぜ! エキサイトスタジアム』、『卓球やろうぜ! エキサイトピンポン』、『ブラックバス釣ろうぜ! エキサイトフィッシング』、『ゴール決めるぜ! エキサイトストライカー』といったスポーツを題材にしたゲーム製品を発売してきたが、今回発表された『ハムちゃんず大集合 ダンスするのだ! 走るのだ!』は、キャラクターを採用した体感アクションゲームの第1弾製品となる。第2、第3弾については未定だが、同社は現在さまざまなキャラクターを検討中で、2002年にはいくつかの新製品をリリースする予定という。
本日都内で行なわれた発表会で、同社代表取締役社長の前田道裕氏は、「昨年よりスポーツの体感アクションゲームをリリースし好評を博してきたが、体を使ってキャラクターを動かせたら子供たちはさぞ楽しいに違いないと考えた。マーケティングの観点からも、スポーツ体感アクションゲームは主に男の子やファミリーを対象としているため、女の子や低年齢の子供向けの製品がほしかった」
「キャラクターには現在女の子にいちばん人気の『とっとこハム太郎』を採用した。身体を使ってハムちゃんずたちと遊べる。私が最も気に入っているのは鈴型コントローラー。女の子のフィーリングにぴったりないいコントローラーができたと思う」としている。
同社代表取締役社長の前田道裕氏 |
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