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マイクロソフトの新型デバイスが明日一斉に発売、初のワイヤレス光学マウスに人気ゲームパッドの新モデルも!

2001年10月25日 21時38分更新

文● 小磯

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 明日26日に、マイクロソフト製マウスとキーボードが一挙10数種類デビューする。同社初のワイヤレス光学式マウスとなる「Wireless IntelliMouse Explorer」をはじめとする新製品には注目作が多く。すでに各ショップへはWindows XPと同等か、ところによってはそれ以上の数の問い合わせが集まっているほどの前人気だ。

注目が集まるマイクロソフト初のワイヤレス光学式マウス

Wireless IntelliMouse Explorer

 Wireless IntelliMouse Explorerは「IntelliMouse Explorer」の文字どおりワイヤレス(コードレス)版。マウスやキーボードにこそ金をかけるべきだという人たちの間で高い評価を受ける製品の後継機種だ。左右にセンターとして利用できるホイール、そして側面に親指の腹で押す仕様が2つというボタン構成は同じながら、これまで他社のOEM供給を受けてきた光学式センサ“IntelliEye”を今回はじめて自社開発し、これによりスキャン速度を従来の2000回/秒から6000回/秒にアップし、すばやくマウスを動かした際の精度を高めているのが最大の特徴だ。マイクロソフトによると、USB1.1の転送速度限界である毎秒94cmの動きまで正確に追従できるとのこと。


Wireless IntelliMouse Explorer。写真右、マウスの隣にあるのは無線受信部だ。受信部はロジクールのそれよりも2周りほど大きい
Wireless IntelliMouse ExplorerWireless IntelliMouse ExplorerWireless IntelliMouse Explorer
ねじれ

 電池寿命は約3~4カ月。外観は人間工学に基づいた“ねじれ”のある独特のデザインになっており、実際に持ってみると大きさは従来のIntelliMouse Explorerにより1周り半ほど小さい印象を受ける。



IntelliMouse Explorer

 同時に、IntelliMouse Explorerもマイナーチェンジが行われた。センサのスキャン速度はWireless IntelliMouse Explorerと同じく6000回/秒に高められ、大きさは従来製品に比べてこちらもかなり細くなった印象だ。



IntelliMouse Explorer
新型IntelliMouse Explorer

 Wireless IntelliMouse Explorerの入荷を確認できたのはOVERTOP、クレバリー2号店、ZOA 秋葉原本店、DOS/Vパラダイス秋葉原3号店Let's。また新型IntelliMouse ExplorerはOVERTOPで入荷を確認できた。各店の予価は以下のとおりだ。なお、両製品の詳細なレビューはこちらを参照してほしい。

各店の予価一覧
予価ショップ
Wireless IntelliMouse Explorer
\9,300ネットワークセンター秋葉原店
\9,524OVERTOP
\9,780クレバリー2号店
\9,799TSUKUMO eX.
\9,800ソフマップ1号店 Chicago
\9,900ZOA 秋葉原本店
価格提示なしDOS/Vパラダイス秋葉原3号店Let's
新型IntelliMouse Explorer
\7,680OVERTOP
\7,800ソフマップ1号店 Chicago

一世を風靡したゲームパッドに待望のUSB版

SideWinder Game Pad USB

 Windows 95が人気を博していた時代にマイクロソフトのゲームデバイス第1弾として発売された「SideWinder Game Pad」。小型で持ちやすく、またシンプルなデザインが人気となったゲームパッドなのだが、ゲームポート接続という仕様が災いし、ゲームデバイスのUSB化に伴って生産終了となった悲劇の製品だ。その後、マイクロソフトからはアナログ入力対応モデルなどさまざまな新作が登場してそれなり人気を得たが、一方でクセのないSideWinder Game PadをUSBモデルで…という声も決して少なくなかった。



SideWinder Game Pad USB

 そんなゲーマーたちの思いを受けて復活を果たしたのが「SideWinder Game Pad USB」だ。もちろんインターフェイスはUSB(標準タイプA)で、デザイン面でボディカラーが黒からグレーとなり、2台目以降を数珠繋ぎにするためのゲームポートが省かれ、あわせてモード切替ボタンも省かれたが、持った感覚はあの名機そのまま。予価はOVERTOPで3600円と安価なことも手伝って、PCゲーム用のパッド市場を席巻する可能性を大いに秘めたパッドだと言えるだろう。



SideWinder Game Pad USB
背面。ゲームポートが省かれ、すっきりとしている

「Office Keyboard」に日本語版
従来製品も“Windows XP対応”にモデルチェンジ

Office Keyboard

 5日に並行輸入の英語版がアキバに登場した「Office Keyboard」の日本語版も明日発売予定だ。詳細は5日の記事、ならびにレビューを参照してほしい。予価はOVERTOPとクレバリー2号店で8780円、ソフマップ1号店 Chicagoで8800円、DOS/Vパラダイス本店で8980円となっている。



Windows XP対応

 このほか「Trackball Explorer」「IntelliMouse Optical」など現行製品が“Windows XP対応”パッケージに化粧直し。明日には新作を加え、従来製品もほぼフルモデルチェンジとなったマイクロソフトのデバイスが店頭に並ぶことになるだろう。量販店のなかには、マイクロソフト製マウスコーナーに意味深なスペースを確保しているところもあった。



Windows XP対応
明日発売の製品には「Windows XP対応」の文字列がパッケージに刻まれている
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