コンパックコンピュータ(株)は5日、米コンパックコンピュータ社が現地時間の4日にノートパソコン用のACアダプター約140万個を自主的に交換すると発表したことを受けて、国内で販売した対象製品のACアダプターの交換を開始すると発表した。該当するACアダプターは過度に発熱し、部品の損傷の可能性があるという。
これまで、約140万個のうち、5個の不良が報告されているという。同社ではこれを潜在的なリスクと考え、予防措置をとることにしたとしている。
対象となるACアダプターの交換は、“コンパックノートPC ACアダプタ交換窓口”(TEL.0120-589-126)と関連ウェブサイトで詳細を案内する。
該当するACアダプターを標準装備した、あるいは個別オプションとして販売、または修理交換部品として提供されたノートパソコンは、Armada M300、Armada M700、Armada E500、Armada V300、Armada 100S、Armada 3500、Prsignia 190。同社ではACアダプターを複数の製造会社に発注しており、今回交換するのはそのうちの1社で製造されたものという。