(株)インターネット イニシアティブは1日、ISDNやT1、ADSL、CATVに対応するルーター『SEIL/neu(ザイル/ノイ)』3モデルを発売すると発表した。
『SEIL/neu(ザイル/ノイ)』 |
『SEIL/neu』には、WAN側がBRI(ISDNの64/128kbps)に対応する『SEIL/neu 128』やPRI(T1の192~1536kbps)対応の『SEIL/neu T1』、および10BASE-T/100BASE-TXに対応する『SEIL/neu 2FE』の3モデルを提供する。
3モデルともLAN側のインターフェースは10BASE-T/100BASE-TXを実装する。IPv4およびIPv6に対応しており、IPv4 over IPv6およびIPv6 over IPv4の双方のトンネリングに対応している。また、双方の機器を相互接続するためのトランスレータ機能も実装する。そのほかには、最大128個までのパケットフィルタ、IPsecおよびIKEによるVPN(Virtual Private Network)機能、DHCPサーバー機能、NAT機能などを実装する。
本体サイズは幅130×奥行き180×高さ40mmで、重さは350g。販売は2社のパートナー企業、(株)豊通テレコムおよび日本電気システム建設(株)を経由して行ない、価格も両社が決定する。豊通テレコムの販売する従来モデル『SEIL T1』の価格は16万8000円。
なお、IIJでは今後、WAN側がATMに対応する『SEIL/neu ATM』も提供する予定。