(株)セガは11日、家庭用ゲーム機用のネットワークRPG『ファンタシースターオンライン』(開発元:(株)ソニックチーム)をパソコン向けに新たに開発し、2001年末に発売する予定であると発表した。
パソコン版では、セガの家庭用ゲーム機『Dreamcast』版で搭載した日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語の5ヵ国語対応の自動翻訳システム『ワードセレクト』の機能を向上させ、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語にも対応する計画という。これによりパソコンのプラットフォームとしての属性を活かし、世界規模のネットワークプレイを可能にするという。
パソコン版の投入は、コンテンツプロバイダーとしての事業展開の一環で、Dreamcast版と発売予定のニンテンドーゲームキューブ版と合わせて、ネットワーク会員登録者1000万人の早期実現を目指すとしている。同社では、パソコン版を、19日から千葉の幕張メッセで開催される“WORLD PC EXPO 2001”に出展する予定。