讀賣テレビ放送(株)は19日、凸版印刷(株)のコンテンツ有料配信サービス“Bitway(ビットウェイ)”を利用して、同社が放映した番組の有料配信を開始すると発表した。これは、テレビ局として蓄積した映像コンテンツ資産の活用や、ブロードバンドインターネットに特化したコンテンツ制作などにより、満足度の高いコンテンツを提供するため。
第1弾として、怪談のニーズが高まる夏に合わせて『稲川淳二の恐~い話』を配信する。氏の代表的な怪談を、1話あたり5分から10分程度にまとめてストリーミング方式で配信。スタート時には10本のストーリーを用意し、以後1ヵ月に10本ずつ追加してゆき、年内には50本まで増やすという。視聴には『Real Player』が必要。料金は月額400円で、決済はプロバイダーの課金システムで行なう。対応するプロバイダーは、(株)朝日ネットの“ASAHIネット”、(株)ウェブオンラインネットワークスの“JustNet”、ケイディーディーアイ(株)の“DION”、ドリームネット(株)の“DreamNet”、ニフティ(株)の“@nifty”、日本テレコム(株)の“ODN”、日本電気(株)の“BIGLOBE”。
同社は今後、放映ソースやビデオパッケージなどのデジタルコンテンツをインターネット対応にするほか、番組と連動したコンテンツを含め、動画を中心としたコンテンツの有料配信を予定しているという。
