オムロン(株)は12日、コンパクトフラッシュスロットも併用できる『Compaq iPAQ Pocket PC』専用モデムとして、『iPAQ用モデムジャケット(携帯電話用ケーブルセット)』(MJ6496PDC)と『iPAQ用モデムジャケット(H"用ケーブルセット)』(MJ6496H)の2製品を28日に発売すると発表した。価格はオープン。コンパックコンピュータ(株)のオンラインショップ“コンパックダイレクトプラス”でも7月下旬から1万7000円前後で販売する。
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『iPAQ用モデムジャケット』 |
『iPAQ用モデムジャケット』は、携帯情報端末の『Compaq iPAQ Pocket PC』に装着して通信を行なうための周辺機器で、携帯電話(NTTドコモ/エーユー/J-フォン、ツーカー)やDDIポケットのfeel H”/H”に対応したモデム。MJ6496PDCには携帯電話接続ケーブルが付属し、MJ6496Hにはfeel H”/H”接続ケーブルが付属する。別売の接続ケーブルを利用すれば、cdmaOneやPHS(NTTドコモ/アステル)でも利用可能。cdmaOne用ケーブルが『MK02CDM』、PHS用ケーブルが『MK02PHS』で、価格はオープン。8月25日に発売する。
iPAQ用モデムジャケットは、コンパクトフラッシュ(CF)スロットを装備しており、CFメモリーカードなどを同時に利用できるほか、データ通信カードに比べて消費電力が100mWと約4分の1に低減されているという。通信速度はPDCでは9600bps、DoPa対応では28.8kbps、PIAFS対応では64kbpsなど。本体サイズは、幅130×奥行き72×高さ26mm、重量は約70g。ケーブル長は42cm。
