カナダのEspial(エスピアル)社は27日、(株)ジャストシステムや英Tao Group社と共同で、同社の携帯情報機器やデジタルセットトップボックスなどのスマートデバイス向けGUIアプリケーション開発環境『Espresso』、情報端末デスクトップ環境『DeviceTop』、組み込みウェブブラウザー『Escape』の日本市場での展開を進めると発表した。
『Espresso』など3製品は、次世代情報端末機器のサービスの構築やデバイスの開発、インフラ管理を行なうためのソフトウェアコンポーネントで、100% Pure Javaで記述されている。3社は今後、ジャストシステムの情報端末用日本語入力システム『ATOK Pocket』をEspialの開発キットに統合するとともに、TaoのマルチメディアJavaランタイム環境『intent』と連携させることで、次世代インターネット“パーベイシブ・インターネット”を築くとしている。また、Espialはハードベンダーに対するサポートエンジニアリングサービスも提供する。